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日中戦争 和平か戦線拡大か 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
| 発売年月日 | 2000/04/25 |
| JAN | 9784121015327 |
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日中戦争
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日中戦争
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
今と当時とは違うので単純にいうことはできないが、今日の世界を考えながら読むと、本書の「日本」の部分と「中国」の部分を入れ替えられる箇所がかなり多いなぁという印象。 日本はこれまで、日中戦争を総括してこなかったという主張。
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開戦30年後の1967年に書いたものを、その約30年後の2000年に新版として出版する探究心には敬服する。両者を読み比べたわけではないが、戸部良一氏によると重複箇所は殆どなく、その後の資料発掘による廣田弘毅・重光葵への厳しい評価が顕著との事。淡々と歴史的事象を書いている印象ではあ...
開戦30年後の1967年に書いたものを、その約30年後の2000年に新版として出版する探究心には敬服する。両者を読み比べたわけではないが、戸部良一氏によると重複箇所は殆どなく、その後の資料発掘による廣田弘毅・重光葵への厳しい評価が顕著との事。淡々と歴史的事象を書いている印象ではあるが、歴史研究の進展に従い、同一人物によっても歴史は書き換えられていくという事を認識させられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2000年刊。著者は筑波大学名誉教授(外務省勤務歴有)。日中戦争を3期に分け(①満州事変後/広田-重光外交、②盧溝橋事件後/近衛政権、③日米開戦後/東条政権)、関係各国(日中米英ソ。日中各々の強硬派と穏健派、中国共産党包含)の意向分析と交渉推移を主軸とし、敗戦、つまり国民の未曾有の損失の遠因を探る。一部は日中戦争の戦術的推移も開陳。関係各国の意思を史料から解明する叙述方針には好感。簡明な通史書なら本書で充分か。印象として、重光葵の唖然とする変節振りと甘い見通し。他方、佐藤尚武や有吉明の感嘆すべき冷静さ。 暗然とする東条らにおける軍の無謬性保持への画策と自己保身。また、三笠宮の1944年1月の講話(軍紀弛緩の陸軍批判、日中戦争批判、共産党拡大の)の冷静な目線には驚くが、皇族だからできたことかも。また、昭和天皇の近衛政権に対する「支那事変不成功による国民の不満を南方に振り向け様」「陸軍は好機あらば支那事変其の儘の態勢で南方に進出しよう…考え」との批判も同様。なお、佐藤の言を入れず、重光外務次官と同調した広田弘毅外相の責任は免れ難いか。 備忘録として。徐州会戦後の改造近衛内閣の構成員、外相宇垣一成、陸相板垣征四郎、文相荒木貞夫、また、板垣を補佐する陸軍次官は東条英機。宇垣を除き関東軍イデオロギーに固まった人員であり同イデオロギーが内閣へ注入されたものと見る。
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