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戦争を知るための平和学入門 ちくまプリマーブックス138
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2000/06/10 |
| JAN | 9784480042385 |
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戦争を知るための平和学入門
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商品レビュー
4.7
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1999年7月に急逝した著者が担当していた「平和学」の講義をもとにした入門書。著者の講義テープを、同じ講義を引き継いだ佐々木寛が構成、内容の監修を行ったとある。1937年生まれの著者は豊橋空襲の生存者で、家には海軍特別予備士官学校の特攻隊員たちも滞在していたという。ならば著者は...
1999年7月に急逝した著者が担当していた「平和学」の講義をもとにした入門書。著者の講義テープを、同じ講義を引き継いだ佐々木寛が構成、内容の監修を行ったとある。1937年生まれの著者は豊橋空襲の生存者で、家には海軍特別予備士官学校の特攻隊員たちも滞在していたという。ならば著者は、岡本喜八と同じ空襲を生き抜いていたことになる。 著者のフィールドである国際政治学・国際関係学の立場から、平和学・平和研究の歴史を簡潔にまとめた上で、ボスニア、コソボでの紛争や印パ核開発問題、タイ・チェンマイでの開発援助を平和研究のケース・スタディとして取り上げていく。日本は外交的に印パの仲介を買ってでるべき、といういかにも’90年代的な(屈託のない)提案もふくめ、ポスト冷戦期のリアルタイム感が伝わってくる一冊でもある。 また、著者は自らを「平和研究者」であって「平和主義者」ではない、だから戦いや暴力は不可避的なものと考えている、よっていかに「戦わせない」仕組みを作っていくかが重要だ、と主張する。人間が自己自身の尊厳を守るために立ち上がり、抵抗する権利を奪うことはできない(もし絶対平和主義の立場に立つなら、パレスチナの抵抗さえ否定することになる)。だからこそ、直接的な暴力ではない形で日常において行使される構造的な植民地主義、レイシズムの暴力と批判的に対峙する必要があるわけだ。
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2019年最後の日に今年最高の本に出会った。 *********************** 人間の尊厳のために戦わざるをえない時がある。平和問題、国際問題を考えるときにはそういう羽目に陥った人間と、陥れた側が同じ地平で同じ痛みを記憶することが大切だ。 しかし戦略爆撃は非対称だ...
2019年最後の日に今年最高の本に出会った。 *********************** 人間の尊厳のために戦わざるをえない時がある。平和問題、国際問題を考えるときにはそういう羽目に陥った人間と、陥れた側が同じ地平で同じ痛みを記憶することが大切だ。 しかし戦略爆撃は非対称だ。そして地球上の一方でたらふく食っている人間がチャリティでお金をだすというのも、非対称すぎる。そのような非対称な世界を「人道的」とか「地球市民的」とかきれいごとの言葉が覆い隠す。そういうきれいごとの学問を作ってはだめなのです。 コソボ紛争は人道の名のもとに第三者が武力介入することが21世紀の正義足りうるかという問題を投げかけている。 目的のために手段は正当化されうるか。古典的な人間の生き方を問うている。 もし「人道上」という論拠で軍事的に国際社会なるものが入っていくというパターンを正当化するとしたら、地球上のあちこちでやらなければならない。ぼくはそんなことをやる必要ないと思っています。…ぼくは平和研究者であって平和主義者ではないから、人間というのは戦うものだと思っています。いかに戦わせないかというシステムを作っていくかということが大切なのであって、戦いそのものをなくすことはできないと思っています。
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ちょっと古い本。 平和学は医学のようなもので、現実に対処する学問じゃなきゃなと。 LSGやセングハースモデル、ガルトゥングモデル、なんかも紹介。直接的暴力が絡む話だけでなく、開発の在り方など構造的暴力にも触れる。 講義を書き起こしたものなのでわかりやすく読みやすいしで、平和学入門...
ちょっと古い本。 平和学は医学のようなもので、現実に対処する学問じゃなきゃなと。 LSGやセングハースモデル、ガルトゥングモデル、なんかも紹介。直接的暴力が絡む話だけでなく、開発の在り方など構造的暴力にも触れる。 講義を書き起こしたものなのでわかりやすく読みやすいしで、平和学入門書として適切だね。
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