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編年体大正文学全集(第2巻) 大正二年
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:小説・戯曲・児童文学:阿部一族 森鴎外著. 彷徨 青木健作著. 戯作者の死 永井荷風著. 疲れたる死 広津和郎著. 夜叉ケ池 泉鏡花著. 足袋の底 徳田秋聲著. 木乃伊の口紅 田村俊子著. 殻 中村古峡著. 泥焔 細田民樹著. 大菩薩峠-抄 中里介山著. 范の犯罪 志賀直哉著. 熊か人間か 岩野泡鳴著. 松葉杖をつく女 素木しづ著. 実川延童の死 里見[トン]著. 眼鏡-抄 島崎藤村著. 小波身上噺-抄 巌谷小波著. 評論・随筆・講演:恋愛と結婚-エレン・ケイ著 平塚らいてう著. ほか. 詩・短歌・俳句:蜜蜂の王 加藤介春著. ほか. 解説・解題 竹盛天雄著 |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | ゆまに書房 |
| 発売年月日 | 2000/07/25 |
| JAN | 9784897148915 |
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編年体大正文学全集(第2巻)
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大正二年（1913年）に発表された作品を小説、評論、詩歌と横軸（同時代）で楽しむ全集。 雑誌の発禁処分が多発し、「新しい女」が青鞜誌上で叫ばれる時代の転換期。鴎外は「阿部一族」を書き荷風は江戸趣味に溢れた「戯作者の死」を書き、虚子は「所謂「新傾向俳句」雑感」を書いた時代…と。 ...
大正二年（1913年）に発表された作品を小説、評論、詩歌と横軸（同時代）で楽しむ全集。 雑誌の発禁処分が多発し、「新しい女」が青鞜誌上で叫ばれる時代の転換期。鴎外は「阿部一族」を書き荷風は江戸趣味に溢れた「戯作者の死」を書き、虚子は「所謂「新傾向俳句」雑感」を書いた時代…と。 面白かったのは、広津和郎の「疲れたる死」ですね。（ざっくり言うと、今で言うメンヘラ女にイケメンがつきまとわれて大変な目にあうストーリー…） 鴎外の「阿部一族」を収録して評論に佐藤春夫の「阿部一族の評論」を載せたり、碧梧桐の日本俳句鈔第二集の首と虚子の「新傾向俳句雑感」を載せる…といった感じに、ネタが関連して対比できるように収録作を選別してるのも良いですね。
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