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二人で紡いだ物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 出窓社 |
発売年月日 | 2000/07/25 |
JAN | 9784931178328 |
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二人で紡いだ物語
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
◆きっかけ ブログ「知は力なり」2013/12/3記事で紹介されていて。2017/2/27 ◆感想 図書館。物理学者米沢女史の、自伝エッセイ。ご夫婦の仲の良さ、心を寄せ合う様子が伝わってくる文章。ご主人を尊敬し、愛していらっしゃることがビシビシ伝わってくる。かつ、仕事や自分の希望にもエネルギッシュに取り組む前向きな姿勢。活き活きとした姿に胸を打たれた。手元に置きたい一冊。購入候補。 病室での夫との別れのシーンは、涙をこらえきれなかった。葬儀での挨拶は、包み隠さず伝える様子に少し戸惑った。2018/1/10 ◆引用 p55…これまで、どんな形にしろ拘束されるということが一番嫌いだった。それでも気づかぬうちにかなりの束縛を抱え込んでいたらしい。そしてそれらは外的要因によるものではなく、自分が自分にかけた自己暗示のようなものだったのだ。何かがうまくいかないとき、自分の努力不足だとは認めずに、外的要因に言い訳を求めようとしていたのかもしれない。 その意味で、自分で自分の心を縛っておくことは、楽な生き方だといえるだろう。あらかじめ逃げ道を用意できる面があるからだ。ところが、自分自身を自分から解き放ってしまうと、そこで可能になる「限りない自由」とひきかえに、「限りない責任」も生じてくる。でも、自由に生きることができるなら、どんなに高価な代償を払っても高すぎることはない。伴って生じてくる「責任」も「面倒」も「大変さ」も、みんな引き受けてやろうじゃないの。私は体中から闘志が湧き上がるのを感じた。(中略)彼自身が、ものごとにとらわれない自由な心を持っており、世の中の縛りに拘束されない自由な生き方を、至極当然のことのように実行していた。そして、なにより偉いと思ったのは、自分以外の人間が自由に生きることをも、同じように尊重する姿勢を、しっかり貫いていることだった。 p92...娘たちが次々と生まれたとき、心が豊かになり、ものごとを多角的に見られるようになった。全面的にこちらに依存している存在がこの世にあるということは、人間をこんなにも強くそして幸せにするものなのかと、胸がふるえる思いがした。 p110...人のアドバイスはなるべく多角的に聞き、そのうえで最終的に決定するのは自分であり、その決定に対しては自分一人で責任を負う。良い結果が出ればそれで当たり前。良くない結果がでても言い訳を決してしない。人に仕事を頼むときは、こちらの希望が相手に完全に伝わるように、指示の仕方は万全にする p132...報告書の最後には、国際会議の開催を手助けしてくれた多くの人たちへの謝辞を載せたが、その文章を次のように結んでいる。 「いつも無限の忍耐と、そして、ちょっぴりの諦めと、ちょっぴりの誇らしさ、を持って『ママ』を応援してくれている、わが夫と三人の娘たちに、心からの『ありがとう』を言って、筆を措くことにしよう。」
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出身が我が市らしく、講演があったり、子どもの科学研究を奨励する賞があったりで、注目していた女性物理学者の自伝。人生を切り開くとてつもない力強さと、旦那様への愛情が、どのページからもビシビシ伝わり元気百倍。結婚、子育て、仕事をすべてあきらめず、限界を決めずに生きてる先輩方は、やはり...
出身が我が市らしく、講演があったり、子どもの科学研究を奨励する賞があったりで、注目していた女性物理学者の自伝。人生を切り開くとてつもない力強さと、旦那様への愛情が、どのページからもビシビシ伝わり元気百倍。結婚、子育て、仕事をすべてあきらめず、限界を決めずに生きてる先輩方は、やはりすごい。自分の甘さをつくづく感じるが、こんな私でも働く母できる、今の環境がありがたい〜!
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三日で読み終えたが、いつも続きが気になるような読み応えがあった。 彼女の行動力には非常に刺激を受けた。 研究者、妻、母として、様々な方面で活躍を遂げた彼女のキャリアと、 その影で夫妻が互いに補完し合いながら数々の試練を乗り越えていく姿から、 彼女が持つ不撓不屈の精神だけでなく、...
三日で読み終えたが、いつも続きが気になるような読み応えがあった。 彼女の行動力には非常に刺激を受けた。 研究者、妻、母として、様々な方面で活躍を遂げた彼女のキャリアと、 その影で夫妻が互いに補完し合いながら数々の試練を乗り越えていく姿から、 彼女が持つ不撓不屈の精神だけでなく、夫の存在を心の拠り所としていたことが伝わってくる。 後先考えず、無闇矢鱈に行動しているところに少し親近感を感じたww でも、まず動いてみて、その後の成り行きを伺ってみることも大事な時もやはりあるのだろうと感じた。
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