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カルチュラル・スタディーズ入門 ちくま新書
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カルチュラル・スタディーズ入門 ちくま新書

上野俊哉(著者), 毛利嘉孝(著者)

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カルチュラル・スタディーズ入門 ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2000/09/20
JAN 9784480058614

カルチュラル・スタディーズ入門

¥220

商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

今まで学問的にはあま…

今まで学問的にはあまり省みられることのなかった大衆文化などを対象としているカルチュラル・スタディーズ。少し難しいですが、安価なので入門書にいいと思います。

文庫OFF

2018/05/24

つかみづらいカルチュアルスタディーズ。元々ちょっとぼんやりしすぎなのか、読込が浅いのか。 多文化主義とか人種主義に対する考え方という感じの記述もあるのだけど、たんに二項対立の傍観者としての立場からそれを眺めつつ「実践する」ような考え方がよくわかない。 「儀礼を通した抵抗」とい...

つかみづらいカルチュアルスタディーズ。元々ちょっとぼんやりしすぎなのか、読込が浅いのか。 多文化主義とか人種主義に対する考え方という感じの記述もあるのだけど、たんに二項対立の傍観者としての立場からそれを眺めつつ「実践する」ような考え方がよくわかない。 「儀礼を通した抵抗」というのも、考え方はわかるのだけど、パンクバンドは「実践」で、その傍観者がカルチュアルスタディーズなのか。それともなのか。社会学との違いもよくわからない。。 フレームワークというかスキーマというのか、そういうのがないと理解が深まらないしなんだか釈然としない自分というのは確認できた。

Posted by ブクログ

2017/02/14

カルチュラル・スタディーズの概要と本質を分かりやすく説明している入門書です。 本書で取り上げられている内容には、カルチュラル・スタディーズの前史、S・ホールによるバーミンガム大学現代文化研究センターの設立、マルクス主義やフランクフルト学派、現代フランス思想との関わりなどが含まれ...

カルチュラル・スタディーズの概要と本質を分かりやすく説明している入門書です。 本書で取り上げられている内容には、カルチュラル・スタディーズの前史、S・ホールによるバーミンガム大学現代文化研究センターの設立、マルクス主義やフランクフルト学派、現代フランス思想との関わりなどが含まれています。とはいえ、カルチュラル・スタディーズの入門書の目標は、カルチュラル・スタディーズが作り上げた既成の「理論」を紹介することではないと著者たちは言います。カルチュラル・スタディーズとは、何よりもまず、理論と実践を不断につなごうとする「営み」であり、地理的ないし歴史的特殊性を無視して何にでも当てはめることのできるような、普遍的に「正しい」理論から、それぞれの状況に応じた「適切な」理論へと、「理論」そのものの概念を変えることを提言しています。 本書では、ホールは、その権威主義的な態度を学生によって批判され、バーミンガムを去ったという事実が紹介されています。このことは、カルチュラル・スタディーズにおける「教育」とは教師から学生へと出来合いの「教養」が一方的に伝えられることであってはならないということを示しています。本書もまた、こうした観点に基づいて書かれている以上、当然のことながら単なる「文化研究」としてのカルチュラル・スタディーズを紹介するものではあってはなりません。カルチュラル・スタディーズにおいては、黒人文化や若者文化への参照がなされますが、それは単に抑圧された人びとの支配者に対する抵抗を読み込むといった理論的枠組みが先行する態度とは異なると著者たちは考えます。むしろ、それらの営みを通じて私たちが「喜び」や「楽しみ」を享受していることに目を向け、そうした自発的な文化活動と協同する形でオルタナティヴな言説を練り上げてゆく可能性を見いだせるのではないかという展望が示されています。

Posted by ブクログ

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