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銃・病原菌・鉄(下巻) 1万3000年にわたる人類史の謎
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社 |
| 発売年月日 | 2000/10/02 |
| JAN | 9784794210067 |

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銃・病原菌・鉄(下巻)
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銃・病原菌・鉄(下巻)
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商品レビュー
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137件のお客様レビュー
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人類史の疑問を深掘りしたおした本。 色々と成果を重ねて本書を書いたのだろうけど、考察がメイン。なぜなら過去の本当の事は分からないから、著者もそう言っている。 しかし好奇心と知識欲を満たすには十分でした、面白い。 人種の知的レベルの違いが今の人種の分布、根拠もなく漠然とそんなイ...
人類史の疑問を深掘りしたおした本。 色々と成果を重ねて本書を書いたのだろうけど、考察がメイン。なぜなら過去の本当の事は分からないから、著者もそう言っている。 しかし好奇心と知識欲を満たすには十分でした、面白い。 人種の知的レベルの違いが今の人種の分布、根拠もなく漠然とそんなイメージを持つことがあるけど本書はそうではないよ、と言っている。 人間は置かれた環境に多大な影響を受けたのだと、それって「環境決定論」だよね?って思ったらそれも違うと言う… なんか分かるけど、なんだかなぁ。 この本を読んで読者は戸惑わないのかな?
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科学技術の発展著しい時代に生を受けた私は、その恩恵を享受するとともに、そこから醸し出される時代の雰囲気にどっぷりと浸からざるを得なかった。若い頃の私は、未来は常に明るく、人類は進歩すると無邪気に信じ込んでいたものだった。仮に社会制度を例に取れば、封建制から共和制への移行は進歩以外...
科学技術の発展著しい時代に生を受けた私は、その恩恵を享受するとともに、そこから醸し出される時代の雰囲気にどっぷりと浸からざるを得なかった。若い頃の私は、未来は常に明るく、人類は進歩すると無邪気に信じ込んでいたものだった。仮に社会制度を例に取れば、封建制から共和制への移行は進歩以外の何物でもない、と信じて疑うことがなかった。ところが、歴史の真実をつぶさに知るに連れ、いつしか、そう単純ではない事に気付き始めた。人類は過去に共和制から帝政、議会制から独裁と時代を逆戻りする選択をしたことがあったのだ。 時は古代ローマ、ユリウス・カエサルこそ帝政ローマ帝国への道を敷いたその人だ。共和制ローマにあっては、政治リーダー・執政官は、元老院が候補者を選び民会の選挙により選任される。定員は2名で、これは独裁を防ぐためである。しかも任期は1年と短かった。民主制を尊重し、独裁を恐れた政体と言えよう。そんなローマにあって、不思議な事に独裁官という職制があったのだ。外敵の侵入や疫病の流行、政治的混乱など、国家の非常事態が発生した場合、権力が分散されているのは非効率的である。そういった場合にはただ1人に強大な権限を与えて事態に対処させることとしたのである。ただし、任命された者が無制限に権力を行使しないように、その任期は通常6ヶ月と短かった。カエサルは権力を手中にすると、終身独裁官となり、帝政ローマへと大きく踏み出したのだった。つまり、政体に効率化を求めれば権力の集中は避けられず、それはやがては社会の階層化を招く事になる。 さて、本書上巻のレビューで投げかけた疑問の2つ目には、未だ答えてなかった筈だ。実はローマ帝国の事を長々と書いたのは、この下巻で人類が創り出してきた社会体制の歩みに触れているからだ。人間社会の階層化は歴史的に見れば、必然ともいうべき事柄と定義付けている。国民国家に生きて効率的な政体運営を望めば、「人間に上下貴賎はない」といくらヒューマンな叫びを上げても、階層化は避けて通れないのである。
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