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点子ちゃんとアントン 岩波少年文庫060
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点子ちゃんとアントン 岩波少年文庫060

エーリッヒ・ケストナー(著者), 池田香代子(訳者)

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点子ちゃんとアントン 岩波少年文庫060

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2000/09/18
JAN 9784001140606

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点子ちゃんとアントン

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商品レビュー

4.2

67件のお客様レビュー

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2026/06/14

貧富の差がテーマとのことだったが、子どもたちが仲良しで偏見がないので、私はそれほどは感じなかった。それよりも、アントンが何でもできること、勇気ある子どもなことが強調されていたように思う。お金を数えて生活の算段をするところ、卵やじゃがいものお料理をするところは、私が子どもだったら、...

貧富の差がテーマとのことだったが、子どもたちが仲良しで偏見がないので、私はそれほどは感じなかった。それよりも、アントンが何でもできること、勇気ある子どもなことが強調されていたように思う。お金を数えて生活の算段をするところ、卵やじゃがいものお料理をするところは、私が子どもだったら、外せない場面だと思う。 点子ちゃんは友達思いで賢くかわいい、アントンも勇気ある少年。子どもはクレッパーバインを除くと良い子です。しかし、ケストナーが子どもを純粋な良い子とくくらないところが良いです。「人間の顔をした動物にもおとるやつは、子どもの中にもいる」と「立ち止まって考えたこと」の中で、ばっさり切り捨てている。本音を書いているように思う。 それに比べると大人たちは多彩。 ポッゲ夫人とアントンのお母さんが描かれているが、どちらにも共感するところがある。 ポッゲ夫人の自分を優先する気持ち、自分が一番でないと機嫌を損ねるところ。アントンのお母さんの子どもに自分を見ていてほしいという気持ち。期待するあまりに落胆してしまう。 どちらも自分が持っている部分です。 印象的なのは、アントンのお母さんだけ、心情の描写が多いところです。「窓の外に、自分のみじめで悲しい人生がひろがっているかのようだった。苦労しかなかった。病気と心痛しかなかった。息子が自分の誕生日を忘れたことには、なにかかくれた意味があるような気がしてならない。」あとがきでも、ケストナーはガスト夫人を特別扱いしていると書かれていますが、本当にその通りだと思います。 子どもが読むと、点子ちゃんやアントンに親しみを感じるのだろうが、私は大人なので、大人の登場人物に興味を持ちました。アンダハトさんの恋人の言いなりになって、悪事を働くところも、人間の弱さや狡さをついていると思う。 道徳的な部分に収まらず、いろいろな人間を描いているところが、ケストナーなのかな、と思いました。

Posted by ブクログ

2025/12/05

めっちゃ良かった。点子ちゃん、好き! 子どもの目を通して貧富の差を書いていてよい。みんな不完全なのもよい。 『飛ぶ教室』も読みたいなあ。

Posted by ブクログ

2025/11/26

天真爛漫でなんとも独特なキャラクターの点子ちゃんと、健気で母想いのアントン。 お互いを思いやる2人の友情と、それぞれの家庭の事情やいくつかの出来事が絡んで物語は進みます。 2人も(もちろんワンコのピーフケも!)とっても魅力的なのですが、周りにいる大人たちが様々すぎる。いろんな種類...

天真爛漫でなんとも独特なキャラクターの点子ちゃんと、健気で母想いのアントン。 お互いを思いやる2人の友情と、それぞれの家庭の事情やいくつかの出来事が絡んで物語は進みます。 2人も(もちろんワンコのピーフケも!)とっても魅力的なのですが、周りにいる大人たちが様々すぎる。いろんな種類の大人を集めた図鑑みたいで、コレ子どもも楽しく読むだろうなぁ。 そしてやっぱりケストナー、まえがきからガンガン話しかけてくるのですが、そこで「章が終わるごとに立ち止まって考えるよ」と前置きがあります。 章の終わりに差し込まれるこの部分、語り口は軽快なんだけどなんかもう深くて重い。 この作品が発表された1931年のドイツの状況を思うと、ケストナーの叫びにも感じてしまう『立ち止まって考えたこと』。大人にはけっこう強烈なんじゃないかなぁ。私はかなりくらいました。

Posted by ブクログ

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