点子ちゃんとアントン の商品レビュー
めっちゃ良かった。点子ちゃん、好き! 子どもの目を通して貧富の差を書いていてよい。みんな不完全なのもよい。 『飛ぶ教室』も読みたいなあ。
Posted by
天真爛漫でなんとも独特なキャラクターの点子ちゃんと、健気で母想いのアントン。 お互いを思いやる2人の友情と、それぞれの家庭の事情やいくつかの出来事が絡んで物語は進みます。 2人も(もちろんワンコのピーフケも!)とっても魅力的なのですが、周りにいる大人たちが様々すぎる。いろんな種類...
天真爛漫でなんとも独特なキャラクターの点子ちゃんと、健気で母想いのアントン。 お互いを思いやる2人の友情と、それぞれの家庭の事情やいくつかの出来事が絡んで物語は進みます。 2人も(もちろんワンコのピーフケも!)とっても魅力的なのですが、周りにいる大人たちが様々すぎる。いろんな種類の大人を集めた図鑑みたいで、コレ子どもも楽しく読むだろうなぁ。 そしてやっぱりケストナー、まえがきからガンガン話しかけてくるのですが、そこで「章が終わるごとに立ち止まって考えるよ」と前置きがあります。 章の終わりに差し込まれるこの部分、語り口は軽快なんだけどなんかもう深くて重い。 この作品が発表された1931年のドイツの状況を思うと、ケストナーの叫びにも感じてしまう『立ち止まって考えたこと』。大人にはけっこう強烈なんじゃないかなぁ。私はかなりくらいました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んだことはあるが、1章ごとに作者の説明があったのは記憶にはない。小説についての本で紹介されていた本である。挿絵もあるが、以前読んだものと同じ挿絵かどうかも記憶にない。
Posted by
天真爛漫な点子ちゃんと、心優しいアントン。 そして、点子ちゃんの飼い犬ピーフケ。 ダメな大人もちゃんと描かれているし、子供だって、危なっかしいところもある。そう、皆正しいことばかりで生きてない。でもそういうの含めて愛くるしい。
Posted by
少し小うるさい感じが残る。 自己啓発系は得意で無い、歪んだ私には、良し悪しを決めつけられてしまい、つまらない気持ちがわいてきた。
Posted by
点子ちゃんの奇想天外なところ、ケストナーさんが描く正しいアントンの人柄、この二人の抜群の相性に、読んでいる私はどこか胸がふんわりあたたかくなりました。 またまたとても心地よい終わりで、心の中で拍手を送りました。 ポッゲさんが大好きです。
Posted by
お金持ちの点子ちゃんと、貧乏なアントン、すてきなふたりの友情物語。 ケストナーは物語のなかに自我を入れてくるのが面白いんだけど、いまの子供たちはびっくりしそうだな。笑 「勇気は、げんこつだけでは証明できない。頭がなくてはいけない。」
Posted by
児童文学の翻訳の勉強をしたいと思い、久しぶりに手に取った。高橋健二訳のケストナーで若い頃読んだ身としては、池田香代子訳はより子どもの視点に立った、時代に沿った読みやすい訳だったと思う。ただ、ところどころに20年経った今はもう使わないと思われる言葉もあった。 それはさておき、貧富...
児童文学の翻訳の勉強をしたいと思い、久しぶりに手に取った。高橋健二訳のケストナーで若い頃読んだ身としては、池田香代子訳はより子どもの視点に立った、時代に沿った読みやすい訳だったと思う。ただ、ところどころに20年経った今はもう使わないと思われる言葉もあった。 それはさておき、貧富の差を越えた子どもらしい友情、親思いのアントナーという子どもを描きながらも、ケアをされる親の身勝手さまで描くケストナーには、時代を超えて脱帽させられる。何よりも時に入る温かい注釈にほっとする。 子どもの本作りには大人の温かい気持ち、真剣な思いがいかに必要か、改めて学ぶことができた一冊だった。
Posted by
子どもの頃読んで、点子ちゃんの名前の由来が印象に残っただけで内容は覚えていなかった。恐慌が起き、ナチスが台頭しつつあったベルリンが背景になっていたことを知って再読。
Posted by
いつでも点子ちゃんの あとをついてまわる、 ちょこまかとカワイイ ダックス犬のピーフケ。 ぴょこぴょこ跳ね回る 姿が目に浮かびます。 さて、ナチス政権下の ドイツに生きた作者の ケストナーさん。 ケストナーさんは言い ます。 いつでも公平に物事が 運ぶわけではないよと。...
いつでも点子ちゃんの あとをついてまわる、 ちょこまかとカワイイ ダックス犬のピーフケ。 ぴょこぴょこ跳ね回る 姿が目に浮かびます。 さて、ナチス政権下の ドイツに生きた作者の ケストナーさん。 ケストナーさんは言い ます。 いつでも公平に物事が 運ぶわけではないよと。 隣の人の答案を写した 生徒ではなく、 写させてあげた生徒が 罰せられるようなこと があっても、 あまり意外に思っては ならないよと。 でも、だからといって それでよいというわけ ではなく、 公平な世になるように 心がけてほしいと、 新しい世を築いていく 子どもたちにやさしく 呼びかけています。
Posted by
