資金ゼロから始める「独立開業」成功マニュアル

たかはたけいこ(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2000/12/21
• JAN: 9784569611136

商品レビュー

2012/10/06

＜印象に残ったこと＞
＊独立・開業とは全責任を自分が受けとめることである
＊お金を儲けたいという気持ちだけで独立・開業をするのは無謀である
＊法人税の支払いから、各種保険への加入義務、１年１回、決算書を作成して提出するなどのさまざまな義務が生じる
＊○「一国一城の主」の夢だけを追っていて、具体的なビジョンがない人
＊行動もまったく起こしていない。夢を持つのはけっこうなことだ
＊他人の意見や「儲け話」に疑問を持たず、信じやすい人は、独立してはいけない
＊経営を人にまかせっきりにしてしまう人
＊計画を立てて事業を興したわけではない。できることからとりあえずはじめる。
＊「無理せず・欲張らず」今自分が持っているものを最大限行かせる人
＊奥さんが事業に全面協力してくれる人
＊どんな苦痛も「笑顔」に変えられる強さを持っている人
＊会社とは、「いとも簡単につぶれる」もの
＊「雇われている」という意識があるかぎり、「経営者」の価値観は持てない
＊企業は働く人の思いを十二分に受け止めてくれているだろうか。答えは「ノー」である。企業は働く人のひとりひとりの思いのために存在しているのではない。
企業が求めることができる人材が必要なだけだ。
＊一人の面子よりも多数の意見を優先させるのが企業
＊リーダーが彼らの言うように「上司失格」とは私には思えない
＊メンツを保つためにスタッフにスタッフにがまんを強いるオーナーは失格だ
＊本当に子どもの教育費は底なし沼だと、十年前の娘の中学受験を思い出してあらためてうなずく
＊給料を下げるイコール会社の業績悪化と職員には受けとめられる。経営者としてのプライドもあるが、それ以上に「この会社もあぶないのかもしれない」と
社員に思われたら、会社全体の士気にかかわり、結果的にさらに悪い方向へといってしまうかもしれない、
＊あなたがその職業がすっかり気に入っていれば話は別だ。自分の稼ぎ高のバランスを確認したうえで、会社の規定を肝に据えて、働き続ければいいのだ。
＊○入社一年目は会社のしくみをタダで勉強させてもらう期間
＊能力面で個人差が現れる入社二年目
＊給与面で個人差が現れる入社三年目
＊入社三年目では、「辞める」と決めるのはまだ早い
＊入社四年目以降は、辞めるかどうかは自分の能力と会社の将来を見きわめて
＊○自己中心的で、社内の人間関係をうまくむすべない人
＊○自分の仕事のやり方に固執し、新しい仕事に対して消極的な人
＊○「会社を辞めたい」が口癖になっている人
＊○自分を客観的に見れない人
＊上司に相談せず勝手に仕事を進めてしまう人
＊「退職届」ではなく「退職願」を書く
＊トラブルの種をまいて退職することはない。あとの人間関係にとっても、マイナスにはなってもプラスにはならない。
＊送別会では、ほとりひとりにきちんとあいさつする
＊ポリシーが「金儲けをしたい」だけしかなかったら、新規事業を起こさない方が賢明である
＊温室内は雨も風も関係ない。入る人も限られている。その中で人間関係が構築できない人は、外部の風雨にはひとたまりもない
＊経験分野の事業を興す場合のメリット・デメリット
＊知らなかったからできたことのほうが、知っていてできたことよりずっと多いと考えるのは私だけだろうか
＊「好き」という思いと忍耐が店を存続させる
＊無意識につくりあげてきた人脈が功を奏す
＊中小企業はつぶれちゃうよと毒づいてみたかったのだ
＊企画書は立派だが、会社の存在意味が不明なケース
＊家族の説得ができるのか