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猫の手 SHINJUSHA MYSTERYエラリー・クイーンのライヴァルたち4
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猫の手 SHINJUSHA MYSTERYエラリー・クイーンのライヴァルたち4

ロジャー・スカーレット(著者), 村上和久(訳者), 森英俊

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猫の手 SHINJUSHA MYSTERYエラリー・クイーンのライヴァルたち4

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新樹社
発売年月日 2000/11/14
JAN 9784787585035

猫の手

¥1,540

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2011/05/23

年老いた、子のない大富豪の豪邸。彼の誕生日に集まった肉親たち。その夜起こる殺人事件。複雑な謎が絡みあう事件の手がかりはどこに?本格派ミステリの王道を行く傑作。

Posted by ブクログ

2009/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ノートン・ケイン・シリーズ 休暇から帰国したケインへの事件の報告。アンダーウッドとモーラン部長刑事の証言。大富豪マーティン・グリーノウが殺害される。容疑者は当日屋敷に集まっていた親族たち。ハッチンスン、アーミリア、ジョージ、アン、フランシス、ブラックストーン。ブラックストーンが連れてきた婚約者ステラ。かつてフランシスと婚約しマーティンの反対で破断した経緯を持つステラ。再びの反対。マーティンの遺産を当てにする親族。マーティンの愛人イーディス・ウォーデン。マーティンの誕生日を祝う打ち上げ花火。「F」からの謎の手紙。愛人に向けた手紙に隠された秘密。  2009年7月28日初読  2011年3月5日再読

Posted by ブクログ

2006/04/05

古典とは言え、このような典型的な本格を読める機会は滅多にないので、期待と勢いに任せて一気に読んでしまった。読了後、なぜ一気読みできたのか自分でも不思議な気がした。思い当たるのは登場人物の奇妙さ。誰ひとり共感できず、誰ひとり好きになれないキャラばかり。それが逆に「小説の中の出来事」...

古典とは言え、このような典型的な本格を読める機会は滅多にないので、期待と勢いに任せて一気に読んでしまった。読了後、なぜ一気読みできたのか自分でも不思議な気がした。思い当たるのは登場人物の奇妙さ。誰ひとり共感できず、誰ひとり好きになれないキャラばかり。それが逆に「小説の中の出来事」という印象に拍車をかけ、期待感の後押しもあって余計に新鮮に感じたのだろう。事件は物語の中頃まで起こらない。それまでを、容疑者たちの不思議な性格や不安感にページが費やされている。しかし退屈するシーンはほとんどなく、奇妙で理解しがたい人物たちから目が離せない。事件そのものはありふれているし、解決にいたってはずるいような気もしないではない。また、探偵役の登場が遅いのでそれまでに回り道をするが、それは決しては無駄ではない。手がかりはすべて提示されているので、「読者への挑戦」が挿入されても面白かったと思う。一番気に入ったのはラスト。一瞬呆気にとられるが、潔さと作者の勇気(?)に感心した。

Posted by ブクログ

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