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マドレーヌのクリスマス
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マドレーヌのクリスマス

ルドウィッヒ・ベーメルマンス(著者), 江國香織(訳者)

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マドレーヌのクリスマス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 BL出版/
発売年月日 2000/10/30
JAN 9784892387791

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商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2024/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『パリのマドレーヌ』シリーズのクリスマスですね。 ルドウィッヒ・ベーメルマンス作。 訳は、江國香織さんです。  クリスマスの まえのばんでした。  おりあしく、やしきじゅうが  かぜで ねこんでいました。  やしきにすんでいる ねずみまで。  ただひとり、  おちびで ゆうかんなマドレーヌだけが、  めを さましていて、  てきぱきと はたらき げんきなねでした。  すると げんかんを たたくおとが きこえ、  マドレーヌは、サンタクロースかしら、  とおもいました。  でも、それは サンタクロースではなくて、  じゅうたんしょうにんなのでした。  じゅうたんしょうにんは、きっかり  12まいのじゅうたんを もってきていました。  「なんてすてき。あさ、おきるとき、これで   あしが つめたくないわ。」  マドレーヌは いいました。  「そうですね」せんせいのミス・クラベルも  いいました。  「いいかいものだと おもいますよ」  じゅうたんしょうにんは、じゅうたんを みんな  てばなしたので さむさに ふるえてしまいます。  やしきに ひきかえした じゅうたんしょうにんは  マドレーヌに たすけられます。  じつは じゅうたんしょうにんは  まじゅつし なのでした。  お礼に、魔術師は、呪文を唱えて、十二人の女の子たちを、魔法の絨毯で、それぞれの家族のもとへ連れていきます。  マドレーヌシリーズの、楽しいクリスマスは、思わぬ嬉しい家族との再開になりました。  外国の寄宿生活がどんなものか、よくわかりませんが、マドレーヌたちの、喜ぶ姿がいじらしいですね。  元気なマドレーヌに、またまた元気をもらいました。

Posted by ブクログ

2024/12/11

4歳からおすすめ。 マドレーヌシリーズが好きな方におすすめ。 大人視点で読むと、子どもが一番望むのものは、オモチャとかケーキ、チキンでもなくて、これなんですね、と気がつく。

Posted by ブクログ

2024/12/07

 本書は『マドレーヌ』の絵本シリーズのクリスマスバージョン(1956年)で、見返しのシックな色合いの赤から、既に気分が盛り上がってきそうな中、どうやらお話の世界はそんな雰囲気では無さそう。  パリの蔦の絡まる古い屋敷に暮らす、12人の女の子たちは、いつも2列になって散歩をするこ...

 本書は『マドレーヌ』の絵本シリーズのクリスマスバージョン(1956年)で、見返しのシックな色合いの赤から、既に気分が盛り上がってきそうな中、どうやらお話の世界はそんな雰囲気では無さそう。  パリの蔦の絡まる古い屋敷に暮らす、12人の女の子たちは、いつも2列になって散歩をすることを欠かさなかったものの、雪の降る中で動物園の虎に吠えられたことが影響したのか、クリスマスの前の晩には先生のミス・クラベルも含めて、子どもたち全員が風邪で寝込んでしまった。ただ一人、冬も雪も虎もへいちゃらな、いちばんのおちびさんであるマドレーヌを除いて。  マドレーヌは散歩中に橋の欄干の上を歩いたりと、自由な一面もあるけれども、その反面、かつてはある犬を思い遣るあまり、一人怒りを露わにした優しい一面もあってと、単純そうに見えて実は一筋縄ではいかないのが彼女の良いところだと私は思い、今回は風邪で動けない皆に代わって、元気にてきぱきと働く、そんな献身的な姿はクリスマスという普段よりちょっとでも明るくなりたい時期に、ささやかな幸せを運んできてくれるような慈愛の象徴とも感じられた。  そして、そんなマドレーヌを見てサンタさんがやって来るのかと思いきや、やって来たのは、おそらく日本では聞き慣れないと思われる「じゅうたんしょうにん」で、ここからいったいどんな展開になるのか、全く予想できなかったものの、この商人がまた味のあるキャラクターで、ある意味献身的過ぎる、その人柄は如何にもマドレーヌと気が合いそうな天然さと特別感があり、それは聖なる夜の条件が揃ったような不思議さとも相俟って、まさにクリスマスイブならではのファンタジックで素敵なことが起こるのであった。  まるで子どもが描いたような、ざっくりとした手描き風の中にも温かみのある、ルドウィッヒ・ベーメルマンスの絵はシリーズ初期のそれと比べると、随分すっきりした印象を受けたが、やはりここぞという場面では、彼ならではの独特な揺らぎ感のある絵がお話を盛り上げてくれて、屋敷の中が主な舞台の為、パリの風景があまり見られなかったのは残念だったものの、その中でも表紙の絵は、クリスマスツリーのように着飾ったエッフェル塔の横を、子どもたちがクリスマスカラーの赤い服で散歩しているといった特別感で満たされていて、これだけでも充分に、パリのクリスマスを子どもたちと一緒に体験できた気持ちにさせてくれた、そうした特別感はページ数も普段のシリーズのそれより少ない点からも感じられたが、その短さの中でもしっかりと子どもたちの幸せを考えていることには、ベーメルマンスの人柄が垣間見えるようであった。

Posted by ブクログ

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