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孤独と不安 二十世紀思想史の一断面
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孤独と不安 二十世紀思想史の一断面

山崎庸佑(著者)

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孤独と不安 二十世紀思想史の一断面

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 北樹出版/
発売年月日 2000/10/05
JAN 9784893847768

孤独と不安

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2019/07/27

ニーチェやハイデガー、夏目漱石らの思想を手がかりに、現代文明の陥っている根源的な問題を哲学の立場から論じた本です。 著者は、大学時代からの知己であり、ニーチェ研究から出発して「新しい歴史教科書を作る会」で活動をおこなったドイツ文学者の西尾幹二の大著『国民の歴史』(1999年、産...

ニーチェやハイデガー、夏目漱石らの思想を手がかりに、現代文明の陥っている根源的な問題を哲学の立場から論じた本です。 著者は、大学時代からの知己であり、ニーチェ研究から出発して「新しい歴史教科書を作る会」で活動をおこなったドイツ文学者の西尾幹二の大著『国民の歴史』(1999年、産経新聞ニュースサービス)における現代文明に対する批評に言及し、その問題を精神史的に掘り下げるかたちで議論を展開しています。さらに、ヘーゲルの歴史哲学の批判を通して、現代文明の進歩史観の背後にあるニヒリズムを解明する議論をおこなっています。 著者の哲学者としての力量は疑問の余地なく優れたものですが、本書の議論にかんしていえば、19世紀から20世紀の精神史研究としては踏み込みが足りず、ありきたりな文明批評的言辞が目につきます。

Posted by ブクログ

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