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敵対水域 ソ連原潜浮上せず 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2000/10/10 |
| JAN | 9784167651039 |
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敵対水域
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敵対水域
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
これだけの話がノンフ…
これだけの話がノンフィクションであるというだけで5つ星です。次々襲ってくる非常事態と最後の感動は素晴らしい。繰り返しになりますがノンフィクションということに心をさらに打たれます。
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パラノイアというTRPGがある。いわゆる狂ったコンピュータに支配されるディストピアな世界で遊ぶブラックユーモアが過剰なゲームなんだけど。「幸福は義務です」とか「失敗するものは反逆者だ」とか、いわゆる共産主義的な社会をDisってる。 リアルタイムで、共産主義の台頭を見ていないの...
パラノイアというTRPGがある。いわゆる狂ったコンピュータに支配されるディストピアな世界で遊ぶブラックユーモアが過剰なゲームなんだけど。「幸福は義務です」とか「失敗するものは反逆者だ」とか、いわゆる共産主義的な社会をDisってる。 リアルタイムで、共産主義の台頭を見ていないので、そういうのは世の中の定番ネタというか、誇張した風刺なのかなと思っていた。 1986年。ソビエトの原子力潜水艦の事故を起こし沈没した。 艦長をはじめとする乗組員の仕事は、速やかに復旧して、ソビエトまで潜水艦を戻すことである。なお、原子炉の制御棒は機械的に動作せず、人が動かさなければならないのに、保護服は足りて居らず、原子力潜水艦の中では爆発による火災が発生し、有毒ガスが充満している。 その中でのソビエト側のやりとりは、フィクションであって欲しいと思う位のシュールな笑いに満ちている。ほんとうに、読んでいて変な薄い笑いが出てきた。笑うしか無い。 国家とは何のために存在するんだろうか。平時に有利にことをすすめるため? 有事には頼りにしてはいけないものなのかもしれない、と思った。 しかし、最終章まで読むと、人間の尊厳というか、個人の力というのは十と鋳物なのだなぁと感じる。 ソ連の人々の名前に混乱はあるけれども、実に面白い。 オススメ。 末尾のインタビュー時期と場所、一次情報と二次情報のリストがノンフィクションとして実に潔い。いまどきここまで書いたものは見たことが無い。だからこそ生々しい。 この作家さんの書くノンフィクションならまた読みたいと思ったら、ソ連の元軍人さん、アメリカの元軍人さん、作家さんの3名で構成で書かれた本なのね。確かにここまで手厚い本が書けたのか。知るけれども書けない話がたくさんあるんだろうなぁ。
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まるで映画のような話だけど実話なのが恐ろしい。自艦は事故を起こして原子炉崩壊の危機。さらに敵から追われている上に、本国は味方をしてくれない。そんな状況で、それでも船員を守ろうと奮闘する船長に胸が熱くなる。
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