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子どもの社会力 岩波新書
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子どもの社会力 岩波新書

門脇厚司(著者)

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子どもの社会力 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2003/06/13
JAN 9784004306481

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子どもの社会力

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商品レビュー

3.3

12件のお客様レビュー

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2021/10/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

社会力:社会的動物ないし社会的存在たるに相応しい人間の資質能力 「社会性」が既にある社会に個人として適応する側面に重きを置いているのに対し、社会力には、一つの社会を作りその社会を維持し運営していく力という意味を込めている。

Posted by ブクログ

2019/05/11

かなり前の本だが、現在の状況に当て嵌めても通じる論旨...。この20年、人は進化していないのか?と考えさせられる一冊...。「子ども」と「大人」の違いって?大人の傲慢や錯誤が現代社会を生み出していることは間違いない。

Posted by ブクログ

2015/10/12

毎日のように書店に通っていたころとは違い、大切な本を見落とすことが多くなっている。この本もそうだった。発行から1年以上すぎ、同じ著者の対談「大人の条件」(岩波書店)を読んで、その存在を知った。これは絶対読んでおかなければいけないと思った。だから、最初読み始めたときはちょっと物足り...

毎日のように書店に通っていたころとは違い、大切な本を見落とすことが多くなっている。この本もそうだった。発行から1年以上すぎ、同じ著者の対談「大人の条件」(岩波書店)を読んで、その存在を知った。これは絶対読んでおかなければいけないと思った。だから、最初読み始めたときはちょっと物足りなさを感じた。なぜなら、はじめの3章くらいは今まで他の本で読んできたようなことばかりだったから。その上、オオカミに育てられた子どもの話がまともに取り上げられている。この話、高校くらいの教科書に載っていて、たぶん信用している人が多い話だと思う。私自身も大学に入るまで信じていた。教育心理学の授業で、そんなことはあり得ない、あれはずっと隠し通していた自閉症児のことだろう、と教わった。なるほど。それでもその後、テレビや本で何度となく同じ話をまともに扱っている。僕自身、この話にきっちり結論をつけられたのは、「人間性はどこから来たか」西田利貞著(京大出版会)を読んでからだ。最近、新書にしか手を出さない僕がこの大著を購入したのは、「はじめに」でこの話はウソだと断言されていたからだ。それ以降、だれがこの話を紹介しようとも、自信を持ってウソだ、と言える。さて、そうは言っても、後半の2章は大変興味深かった。具体的にどういうことをすることで、子どもたちの社会力を養っていけるのかという話がおもしろかった。ところで社会力という言葉は著者の造語だ。著者によると、それは「社会を作り、作った社会を運営しつつ、その社会を絶えず作り変えていくために必要な資質や能力」ということらしい。社会性とは違う。たとえば、シルバーシートに座って寝たふりしている若者がいたとしよう。「全く社会性のない若者だ」、とふつう思われるかも知れない。でも考えようによると、「自分は疲れて席を譲りたくない、ここはシルバーシート、お年寄りなどが来れば席をかわらなければならない、だから寝たふりをする。」それだけのことをこの若者が考えているのだから、この若者には十分社会で生きていく力がある。援助交際をしてお金をもらったり、社会から引きこもって生きていくのも、現代社会に適応する新しいかたちなのかも知れない。こういうことを社会性と考えてみよう。そうすると「社会力」がはっきりしてくる。今の若者や子どもに欠けている「社会力」、それは社会に適応する力ではなく、社会を作り変革していく力なのだ。その力を養っていくには、まず乳幼児のころ周りが反応してあげることが大切だ。テレビやビデオに子守をさせておくのはやはり良くない。そして、学校に行く年齢になると、学校という社会で社会力が形成されそうに思うが、それだけでは不十分である。なぜなら、学校は同年代の子どもの集まりだから。社会力の形成にはいろんな世代の人との交流が大切だ。そのために、大人と子どもが一緒になって都市計画(公園づくりなど)にかかわっている街がある。「冒険遊び場」という呼び名で、危険も恐れず、プレイリーダーをはじめとする大人と交わってどろんこになって遊ぶ子どもたちがいる。「総合的な学習の時間」も学校内に閉じこもっているのでは意味がない。学校から飛び出して、街の大人たちと交流することに意味がある。その中で、社会の仕組みを知り、社会を作り変えていくすべを身につけるのだろう。では僕に社会力があるのかと問われると、ちょっと自信がない。社会のことで分からないことが多すぎる。もっといろんな人とかかわらなければ・・・

Posted by ブクログ

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