商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2003/06/13 |
JAN | 9784004306481 |
- 書籍
- 新書
子どもの社会力
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子どもの社会力
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商品レビュー
3.4
13件のお客様レビュー
社会に適応しさらに社会をより良く変革する働きかけができる「社会力」を身につける上で、幼少期から大人や周囲の人間との相互行為(相手のアクションに適切に応答)し合う経験を積むことが肝要とのこと。読み聞かせを通して親子の関わりを重ねることの大切さを主張される脇明子さんと同じような意見だ...
社会に適応しさらに社会をより良く変革する働きかけができる「社会力」を身につける上で、幼少期から大人や周囲の人間との相互行為(相手のアクションに適切に応答)し合う経験を積むことが肝要とのこと。読み聞かせを通して親子の関わりを重ねることの大切さを主張される脇明子さんと同じような意見だなと思い出しながら読んだ。 子どもや若者が「社会力」を身につけるために地域に子どもが遊んだり「冒険」したり社会と相互行為できる拠点を持つこと、それを大人がサポートすることが大切だという、大人の責任を指摘されていることに対し、大いに納得しました。 私は子どもがいるのでそういうことに関心を持つに至っていますが、子どもがいない人がそのような意見に対しどう考えるのか、興味が湧いた。当然、子どもがいない人生を送ることもその逆も同様に自由だし尊重されるべきものだと思うが、子どもがいない人にも子ども世代の未来をより良くすることに関心を持つ世の中だと有り難い、それが健全な社会であってほしいと信じている。 究極的には、子どもがいることもいないことも、大人も子どもも、男性も女性も、全部抜きにして、同じ社会に生きる他者に関心を持って助け合って生きる世の中にしていきたいと、自戒も込めて思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会力:社会的動物ないし社会的存在たるに相応しい人間の資質能力 「社会性」が既にある社会に個人として適応する側面に重きを置いているのに対し、社会力には、一つの社会を作りその社会を維持し運営していく力という意味を込めている。
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かなり前の本だが、現在の状況に当て嵌めても通じる論旨...。この20年、人は進化していないのか?と考えさせられる一冊...。「子ども」と「大人」の違いって?大人の傲慢や錯誤が現代社会を生み出していることは間違いない。
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