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ブレヒト戯曲全集(第4巻)
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ブレヒト戯曲全集(第4巻)

ベルトルトブレヒト(著者), 岩淵達治(訳者)

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ブレヒト戯曲全集(第4巻)

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商品詳細

内容紹介 内容:第三帝国の恐怖と悲惨. カラ-ルのおかみさんの鉄砲. ガリレイの生涯. ルクルスの審問
販売会社/発売会社 未來社
発売年月日 1998/12/10
JAN 9784624932749

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2011/06/24

『第三帝国~』は短編オムニバスみたいな感じだけど、けっこう重たいものが多くて頭使ったな。 『カラール~』はブレヒトには珍しい叙情演劇で、確かに叙事演劇よりストレートで茶番くさいんだけど、葛藤はやっぱり厳然としてそこにあって。ブレヒトが何で「叙事演劇」に辿りついたのか、何で「was...

『第三帝国~』は短編オムニバスみたいな感じだけど、けっこう重たいものが多くて頭使ったな。 『カラール~』はブレヒトには珍しい叙情演劇で、確かに叙事演劇よりストレートで茶番くさいんだけど、葛藤はやっぱり厳然としてそこにあって。ブレヒトが何で「叙事演劇」に辿りついたのか、何で「wasじゃなくてwie(whatじゃなくてhow)」を重視したのか、おばかな私も最近やとこさ解ってきましたです。 『ガリレイ~』はその叙事と抒情が絡み合ってて、本人は「技術的後退」とかぬかしてるけど、大好きな作品だな。つうかブレヒトもまんざらじゃなかったと思う。受け入れがたいアメリカという国での外国語の作業で、ビザを待ちつづけて、原爆が落ちて。すさまじい環境のもとで生まれたけど、彼には信頼できる共働者がいたし。 作品が生まれる過程は、時に作品そのものよりドラマチック。

Posted by ブクログ

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