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東アジアの「近世」 世界史リブレット13
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山川出版社/ |
発売年月日 | 1998/11/25 |
JAN | 9784634341302 |
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東アジアの「近世」
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商品レビュー
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220 [東アジアの「近世」は、人と物の動きの激しい加速化で幕を開けた。新大陸や日本の銀、生糸や人参などの特産物、ヨーロッパから導入された火器、煙草やサツマイモなどのアメリカ産の作物―。これらは東アジアの諸地域を結びつけ、富を求める人びとの抗争を激化させるとともに、つぎの時代の新...
220 [東アジアの「近世」は、人と物の動きの激しい加速化で幕を開けた。新大陸や日本の銀、生糸や人参などの特産物、ヨーロッパから導入された火器、煙草やサツマイモなどのアメリカ産の作物―。これらは東アジアの諸地域を結びつけ、富を求める人びとの抗争を激化させるとともに、つぎの時代の新しい権力を生み出していった。動乱から秩序へと向かう東アジアの大きな動向のなかで、これらの物品のはたした役割を考える。] 「この本は高校の世界史教員を主たるターゲットとしたシリーズの一冊ですが、世界史に興味を持つ高校生や一般の人が読んでもよみやすくてわかりやすく、楽しめるものとなっています。 わかりやすさポイント: ・東アジアという地域を限定した上でこの地域の相互関係性をまとめている ・そしてそれらが「近世」という時代の中で、ヨーロッパなど世界の他の地域との関連の中から説明されている ・銀やたばこ、サツマイモなど、「モノ」を通して説明するというスタンスがわかりやすい!」 (『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介より) 目次 「近世」の意味 貨幣への欲望―銀 南と北の花形商品―生糸と人参 戦争と技術交流―火器 新しい作物―煙草と甘薯
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銀と生糸(鄭成功の経済基盤)・貂の毛皮(ヌルハチの勃興に関わる)・タバコ・甘藷などの商品を中心に中国・日本・朝鮮・満州、そしてスペインなどの結びつきの歴史を語っている。火砲については、フランキ砲と紅夷砲のちがい、「鉄砲」と「鳥銃」など、たいへん興味ぶかい。山区経済(白蓮教が跋扈した四川・陝西・湖北の山間部でタバコなどの商品作物をつくり、トウモロコシなどで労働者の食を準備した)と18世紀中国の人口増加などたいへん興味深い。
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明清期の中国を中心に、16世紀から18世紀ごろにかけての東アジアの貿易体制について述べた世界史リブレットの1冊。 ヨーロッパの大航海時代にリンクした世界規模の銀の流通を中心としながら、中国経済を支えた生糸・商品作物に加えて、火器などについても言及があり、海禁策などから閉鎖...
明清期の中国を中心に、16世紀から18世紀ごろにかけての東アジアの貿易体制について述べた世界史リブレットの1冊。 ヨーロッパの大航海時代にリンクした世界規模の銀の流通を中心としながら、中国経済を支えた生糸・商品作物に加えて、火器などについても言及があり、海禁策などから閉鎖的な対外関係を連想されがちな明清期のダイナミックな経済活動が手っ取り早く解説されている。
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