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ゼッフィレッリ自伝 創元ライブラリ
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ゼッフィレッリ自伝 創元ライブラリ

フランコゼッフィレッリ(著者), 木村博江(訳者)

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ゼッフィレッリ自伝 創元ライブラリ

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1998/01/30
JAN 9784488070182

ゼッフィレッリ自伝

¥1,485

商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

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2021/06/02

 ヨーロッパ文化の歴史と伝統を不思議な運命の綾から体現することになった男の自伝。  なんともドッシリとした読みごたえでヒリヒリする。

Posted by ブクログ

2019/01/06

2019年1月6日図書館から借り出し。前半だけで波瀾万丈な若き日々が描かれていて、こんな面白い本を長年見過ごしていたことに自分の目の無さに後悔した。ただ、大著を文庫本一冊に押し込むために、かなり小さな字になっているのが辛くて、219頁まで読んだところで、一旦返却する。訳者あとがき...

2019年1月6日図書館から借り出し。前半だけで波瀾万丈な若き日々が描かれていて、こんな面白い本を長年見過ごしていたことに自分の目の無さに後悔した。ただ、大著を文庫本一冊に押し込むために、かなり小さな字になっているのが辛くて、219頁まで読んだところで、一旦返却する。訳者あとがきを先に見ると、日本語版を出版するに際して日本のことを追記しているようだ。

Posted by ブクログ

2012/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゼフィレッリ自伝。ルキーノ・ヴィスコンティに始まり、ココ・シャネル、マリア・カラス、ローレンス・オリヴィエ、レナード・バーンスタインなどなどなどなど、きらびやかなスター達が登場するが、それだけではない。ゼフィレッリの必ずしも恵まれない幼少期から、ドラマチックに生還した第2次世界大戦の話、その後の自らの選び取った演劇、オペラ、映画の世界での成功をつかむための努力と幸運、そして様々な人々を引き寄せていったゼフィレッリ自身の魅力が素晴らしいドラマになっており、600ページ超の文庫本でも長さを感じさせない。 キーワードは愛。自伝の末尾で幼少期の不遇を作り出した母ではない父の妻を許す部分の文章に猛烈に感動した。 人生には様々な人々が出入りする。消えていく人もいるが、永久にではない。ハリー・キースとジミーはどこかに生きていると思う。きっと孫がいることだろう。犬のムッソリーニと私に橋を渡らせてくれた二人のドイツ兵たちは、裕福な実業家になっているかもしれない。年を取るにつれてそんな考えが湧いてくる。この本の原稿を読み直しながら、私はただ一人許されていないのが私の子供時代に悪夢として現れた女、父の妻だったコリンナだとわかって衝撃を受けた。この物語を終えるにあたって、そんなふうにかたくなに怒りを抱き続けるのは理不尽だろう。ファニーが死んだ後、私は父とコリンナの二人の写真を持ち出した。父の写真はローマの家の書斎の窓側に掛け、彼女の写真は屋根裏に置いた。今、私はそれを取り出して壁に掛け、二人を再び一緒に並べた。哀れな女は、罪は無いとわかっていても、自分の結婚生活が破れる原因となった私を決して許さなかった。私は少なくとも、彼女を許す慈悲を与えられた。大いに許すべきなのだ。彼女の行為は愛ゆえであり、感情の中でも最も優しかるべき愛に駆られて、ときに人間は恐ろしいことをもなすのだから。

Posted by ブクログ

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