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心の危機を救え 日本の教育が教えないもの 光文社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 1998/02/20 |
JAN | 9784334725556 |
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心の危機を救え
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
心についてまったく教…
心についてまったく教えられない現在日本の教育。そういう教育の歪みがいまはっきり具現している。オウム真理教事件もその一つ。これからは、創造性の教育、環境教育、心の教育が必要。日本の教育の潮流や特徴がわかりやすく説明されている。
文庫OFF
オウム真理教事件は、宗教に関心をもつすべてのひとが考えなければならない問題を提起していると、著者はいいます。本書はこうした視角から、現代日本の宗教と教育が抱える問題に斬り込んでいます。 明治以降の日本は、西欧から科学技術文明を取り入れ、富国強兵をめざしました。日本の教育制度はそ...
オウム真理教事件は、宗教に関心をもつすべてのひとが考えなければならない問題を提起していると、著者はいいます。本書はこうした視角から、現代日本の宗教と教育が抱える問題に斬り込んでいます。 明治以降の日本は、西欧から科学技術文明を取り入れ、富国強兵をめざしました。日本の教育制度はそうした目的のために編成され、それなりに有効な役目を果たしてきました。ところが、敗戦によってこうした日本の教育は方針の転換を余儀なくされます。戦後になると、国民の教育水準が高く勤勉で同質的であることや、世界でもまれに見る平等な社会などを背景にして、日本人は経済の発展のために邁進してきました。と同時に、しだいに宗教への無関心が人びとの間に広まっていきました。 著者は、戦後になって広まった宗教への無関心が、日本人の道徳的心性の荒廃を生みつつあると憂慮します。そのうえで、これからの日本が世界のなかで独立した国家となるためには、西欧諸国に追いつくための教育ではなく、独創的な人材を育成する教育を推し進めていく必要があると主張します。
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