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猫の帰還
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猫の帰還

ロバート・ウェストール(著者), 坂崎麻子(訳者)

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猫の帰還

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 1998/09/30
JAN 9784198609115

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商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2021/02/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

私には、おもしろかったとは言えない。 猫のロード・ゴートのとてつもないロード。それも戦時下の。 空軍パイロットの主人の後を追い、疎開先の気に触る喧騒から逃れるように旅する黒猫ロード・ゴート。 でもその旅は、あまりにも人々の恐怖の匂いがつきまとっていた。 …凄まじいストーリーテリング。飼い主のジェフリーと、残された妻フローリーだけでなく、 猫が各地で出会う、餌とあたたかな屋根を与えてくれる、猫好きな人たちの物語があった。 監視所に一人で働くストーカー、兵たちのために、家を貸し、食事の世話をするスマイリー夫人、そしてスミス軍曹。。 お腹に子をどもをはらんだロード・ゴートが目指した馬屋と、荷馬車屋のオリー。このオリーとの日々は、戦争の悲惨さを本当に物語っていた。村が空襲を受け、焼け野原と化してしまう。荷馬車を引いて、いつしか避難してきた人々を連れて歩いたあの日々、何百人という人々を、村外れの農場に住まわせたオリー爺さん。 子猫のうち、一番身体の大きい子どもだけを連れて、北へ旅した。夫が戦死し、生きる気力もなかった作家のスーザン。 スーザンの元に子猫をおいて、また主人の匂いを求めたロード・ゴートは、不発だんに吹き飛ばされ、爆撃機乗りの飛行機で暖をとる。そしてトミーの膝の上で、なんとドイツ軍の空軍を撃ち落とす手伝いまで… 行く先々て、黒猫は幸運をもたらすと歓迎されるが、ロード・ゴートはただただ、愛する人の膝を探し旅しただけ。。 猫が去る時には、死の影が必ずあるのです。計り知れないほどの人々の死が。 それでも、彼女の強さになんとか旅を続けたけれど、 わたしは本当にこの本がおもしろいとは言えないし、できれば二度とこれを読まずに済む世界にいたい。。

Posted by ブクログ

2019/03/09

本格派旅猫日記。擬人化されない猫の描写から猫への敬愛の念があふれている。 猫の目を通して世界大戦下の英国の「日常」がオムニバス形式で切り取られていくロードムービー。ウェストールの他の作品同様、とりあげる素材一つ一つは現実の重い手触りがあるので、読み進めるのが時に苦しくなるが、猫...

本格派旅猫日記。擬人化されない猫の描写から猫への敬愛の念があふれている。 猫の目を通して世界大戦下の英国の「日常」がオムニバス形式で切り取られていくロードムービー。ウェストールの他の作品同様、とりあげる素材一つ一つは現実の重い手触りがあるので、読み進めるのが時に苦しくなるが、猫は勝手気ままに旅を続けていくところが何とも飄々として見事。そして時代や土地を超越して胸に せまってくるほど鮮やかだ。 もし映像化できたら、本以上に魅力が伝わるのかも・・

Posted by ブクログ

2015/11/01

ヤングアダルトコーナーにあった本だけど、大人向けな気もする…? 軍曹とスマイリー夫人のつかの間の愛と、老馬車屋・オリーが難民達のモーゼになる話が素敵だった。

Posted by ブクログ

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