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吉行淳之介全集(第11巻)
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:恐怖対談. 恐怖・恐怖対談. 恐・恐・恐怖対談. 特別恐怖対談. 吉行淳之介を読む 長部日出雄著 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 1998/08/10 |
| JAN | 9784106460111 |
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吉行淳之介全集(第11巻)
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1974年から12年にわたって続いた連載「恐怖対談」を収録しており、その対談相手は40人に上ります。「対談の名手」と言われた吉行の対談手法については、最後の対談相手である遠藤周作が自身の対談手法との対比をおこなっていて、興味深く読みました。和田誠が同席しており、連載時には和田のイ...
1974年から12年にわたって続いた連載「恐怖対談」を収録しており、その対談相手は40人に上ります。「対談の名手」と言われた吉行の対談手法については、最後の対談相手である遠藤周作が自身の対談手法との対比をおこなっていて、興味深く読みました。和田誠が同席しており、連載時には和田のイラストが添えられていたとのことですが、そちらの方も併せて収録してほしかったように思います。 渡辺淳一との対談では、女性の「恐怖」について語り合っているのですが、いかにもこの2人らしいと言うべきか、ミソジニーの縮図を見ることができるという意味でも、おもしろく読みました。 インパクトの強さという点では、今東光も印象深いのですが、それ以上なのが開高健です。海外のゴワゴワのコンドームの話や、人間の排泄物を食べるヴェトナムの豚の目の話もさることながら、何よりも印象的なのは、戦争中、芋を載せたテーブルを挟んで母親のただならぬ目を見た時の話です。大声で「ウンコ」「ブタ」を連呼して、ホストの吉行を困らせていたかと思いきや、「とにかく人間は戦争したがるからね、なんぼでも戦争する。だけど、あの種の戦争はおれはもういやや。かなわん。母親を刺し殺さなきゃいけない。カニバリズムだよ」という、含蓄の深い言葉がとつぜん放たれて、不意を突かれます。
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