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国まさに滅びんとす 英国史にみる日本の未来
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国まさに滅びんとす 英国史にみる日本の未来

中西輝政(著者)

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国まさに滅びんとす 英国史にみる日本の未来

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1998/03/31
JAN 9784087811360

国まさに滅びんとす

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商品レビュー

3.5

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2013/08/24
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大英帝国の20世紀100年、また以前に遡っての長期間の繁栄の理由、そして20世紀初頭の改革が必要な時期の改革の失敗。戦後のマクミラン、サッチャー他の改革への取組み。著者はサッチャーを歴史に残る改革の成功者として評価する。そして真の先進国はこのように衰退後の回復を経験した国であるとし、単純に英国を失敗例あるいは成功例として賞賛するだけでなく、客観的に詳述し、現代の日本への指針を与えてくれます。長い歴史を持つ英国の奥行きの深さを感じる本でした。英国が19世紀にいかに世界の大国として米国さえも恫喝し対立していたか、そして1950年代までは米国と世界の警察としての地位を分けていたことを改めて痛感しました。イングランドと連合王国を形成するウェールズ、スコットランド、アイルランド3国の関係の微妙な違いは全く知らなかったことで、非常に興味深い話しでした。

Posted by ブクログ

2010/05/22

「国民性は不変ではない」「日本人はこれまでとは質を異にした新しい”精神の姿勢”を身につけなければならない」「現代の日本の国民性は”衰弱的ペシミスト”であり”愚かなるオプティミスト”である」「現代の日本人が目指す国民性は”活力あるペシミスト”である」(中西輝政氏)以上は本書の終章...

「国民性は不変ではない」「日本人はこれまでとは質を異にした新しい”精神の姿勢”を身につけなければならない」「現代の日本の国民性は”衰弱的ペシミスト”であり”愚かなるオプティミスト”である」「現代の日本人が目指す国民性は”活力あるペシミスト”である」(中西輝政氏)以上は本書の終章での総括からの抜粋です。この総括にいたるまでの、英国史を基とした分析・検証は非常に興味深く、かつ説得力のあるものでした。国家の盛衰の兆候から始まり、国家の状況によって異なる国家的リーダ論、そして大国を大国たらしめる知恵、文化とは何なのかと展開されていきます。国家を建て直すことは、それを構成する国民の精神を立て直すことなのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

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