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『クオーレ』の時代 近代イタリアの子供と国家 ちくま学芸文庫
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『クオーレ』の時代 近代イタリアの子供と国家 ちくま学芸文庫

藤沢房俊(著者)

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『クオーレ』の時代 近代イタリアの子供と国家 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,045

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1998/09/10
JAN 9784480084453

『クオーレ』の時代

¥550

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2023/09/12

正直色々と複雑すぎて読むのに難しかった でも内容がとても充実、クオレの二次創作をするのに良い参考になるかもしれない

Posted by ブクログ

2018/08/19

19世紀、近代国民国家を形成する「国民」を創出するために必要とされて作られたのが「学校」や「軍隊」であり、国家への共属意識を高めていった。イタリアも日本も同じような歩みをしているところが非常に興味深い。 『クオーレ』が世界に広く受け入れられたのも、そういった時代の要請があったから...

19世紀、近代国民国家を形成する「国民」を創出するために必要とされて作られたのが「学校」や「軍隊」であり、国家への共属意識を高めていった。イタリアも日本も同じような歩みをしているところが非常に興味深い。 『クオーレ』が世界に広く受け入れられたのも、そういった時代の要請があったからだろう。 ひるがえって、国民国家が”当たり前”となってしまった21世紀の今はどうだろうか? 当時のイタリア国民の三大義務が納税・兵役とともに「他人の権利を尊重すること」であるというのは、非常に示唆に富んでいる。この「”他人の権利を尊重すること”=国民の義務」こそ、今の日本だけでなく世界中に必要なことなのではないだろうか。

Posted by ブクログ

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