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身捨つるほどの祖国はありや
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身捨つるほどの祖国はありや

宮崎哲弥(著者)

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身捨つるほどの祖国はありや

定価 ¥1,938

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1998/06/20
JAN 9784163541105

身捨つるほどの祖国はありや

¥220

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2013/09/16

めっちゃ面白かった!!! あすぱらさんが同タイトルの別本を買ったってmixiで言ってて、図書館で予約したら、こっちが来た(まさか同タイトルなんてあると思ってなかったし(^^;) …したら、面白くって面白くって! もちろん、全て同意見じゃないし、そうである必要もないけど、 一つ...

めっちゃ面白かった!!! あすぱらさんが同タイトルの別本を買ったってmixiで言ってて、図書館で予約したら、こっちが来た(まさか同タイトルなんてあると思ってなかったし(^^;) …したら、面白くって面白くって! もちろん、全て同意見じゃないし、そうである必要もないけど、 一つの物事に対する論拠がきちっとあって、それを非常に解り易く文章にしているところがイイ! 「原理の不動」「論理の一貫」が信条なのは解るけど、「…だって人だからサ、それとこれとは一旦切り離して考えない?」って思う所あるけど、だからこそ読み手には究極解り易いんだろうな。 例えば、彼が父親とかだったら面倒くさいけど、論説を読むには上等♪ 意外な展開で良い本に出会いました。

Posted by ブクログ

2013/02/12

寺山修司の短歌。たしか 「マッチ擦る、つかの間、海に霧深し、身捨つるほどの祖国はありや」 という句だったような気がする。 短歌のことなんて、全く知らないけど、この句だけは、好きなんだ。情景が目に浮かぶよう。 んーで、これを題名にした、この本も、なかなか内容が良かったことは記憶して...

寺山修司の短歌。たしか 「マッチ擦る、つかの間、海に霧深し、身捨つるほどの祖国はありや」 という句だったような気がする。 短歌のことなんて、全く知らないけど、この句だけは、好きなんだ。情景が目に浮かぶよう。 んーで、これを題名にした、この本も、なかなか内容が良かったことは記憶してるんだけど、なにしろ、すげー昔に読んだから、ほとんど忘れてる。 宮崎哲弥の本は好きだな。感性が近いのかも。

Posted by ブクログ

2006/05/28

宮崎哲弥はちんちくりんだけど、すごく分かりやすい評論家だと思う。これ読んで再確認した。でも良識があるがゆえに相対主義で終わることが多い気もする。例えば、藤岡信勝(ようするに、未来の「新しい教科書をつくる会」)批判の部分も、ま、気持ちは分かるんだけどさ、結局歴史認識は相対的にしかで...

宮崎哲弥はちんちくりんだけど、すごく分かりやすい評論家だと思う。これ読んで再確認した。でも良識があるがゆえに相対主義で終わることが多い気もする。例えば、藤岡信勝(ようするに、未来の「新しい教科書をつくる会」)批判の部分も、ま、気持ちは分かるんだけどさ、結局歴史認識は相対的にしかできないじゃん、だからこそ意味があったりなかったりするわけだけどもさ、ということを言っていて(たぶん)、でもそれを言っちゃあおしまいよ、ってなる。それも分かってると思うし、そういう意見も大事なんだけどさ。でも、とにかく分かりやすく各論陣を紹介していると思うし、本当に頭がいいんだと思う。ちんちくりんだけど。

Posted by ブクログ

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