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幻獣辞典 晶文社クラシックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 1998/12/19 |
| JAN | 9784794912657 |
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幻獣辞典
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
20240630 辞典というかコラムというか。 取り上げられている諸々はバラエティに富んでいて面白いんだけど、一貫性は見当たらない。そういうもんだと思えれば実に楽しい。
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ファンタジーでは御馴染みのものもあるが、ここで初めて聞く幻獣も多い。 出典も古代の神話からカフカの小説等の比較的新しいものまでと幅広い。 個人的にスクォンクがお気に入り。
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興味のある部分だけ飛ばし読みだけど十分面白い。バハムートやカーバンクルといったどこかで聞いた幻獣や八岐大蛇の様な地方の幻獣、果ては「形而上学の二生物」なんて哲学的思考実験の産物まで、言語(と時々挿絵)によって厳重に管理された幻獣動物園の知的遊戯。見所は最後の翻訳者解説におけるボル...
興味のある部分だけ飛ばし読みだけど十分面白い。バハムートやカーバンクルといったどこかで聞いた幻獣や八岐大蛇の様な地方の幻獣、果ては「形而上学の二生物」なんて哲学的思考実験の産物まで、言語(と時々挿絵)によって厳重に管理された幻獣動物園の知的遊戯。見所は最後の翻訳者解説におけるボルヘスの紹介。「この書淫の怪物は常に図書館に住み、ありとあらゆる類いの書物を貪り食い、それをことごとく記憶の胃液にとかして想像力の臓腑を養い、そしてめったに忘却の排泄をしない。」幻獣たちを管理する者もまた、書物に住む幻獣だったのか。
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