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人生の価値を考える 極限状況における人間 講談社現代新書Jeunesse
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人生の価値を考える 極限状況における人間 講談社現代新書Jeunesse

武田修志(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1998/02/20
JAN 9784061493919

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2025/08/04

本著は誰もが皆経験するであろう「逆境」である。この人生において「逆境」という生活が困難極まり、本人もその状況や状態から一刻も早く脱したい時は、生きていれば何度でも来る。それらの苦難は決して無駄なものではなく、むしろ、考え方、見方や視点を主体的に意識して行動すれば乗り越えられるもの...

本著は誰もが皆経験するであろう「逆境」である。この人生において「逆境」という生活が困難極まり、本人もその状況や状態から一刻も早く脱したい時は、生きていれば何度でも来る。それらの苦難は決して無駄なものではなく、むしろ、考え方、見方や視点を主体的に意識して行動すれば乗り越えられるものだと本著は示唆している。 さて、本著では極限状態の逆境に対して本質的な問いと視点を提案してくれる両署である。本著で主張されているのは「生き方」についてだ。ただ単に目的も希望もなくただただ生きるだけで生きるのはよいことなのかと問いを立てている。その問いに対して、人間としての極限状態の逆境という制限が極まり身動きが取りにくい状態でも、人間の尊厳として精神だけは自由に他者からの影響は受けることなく自由であるべきと主張している。それこそが、生きる意味であり、人生の本当の価値に繋がるということを伝える。 私たちは、極限状態の逆境を何度も経験し乗り越え自分の糧として今の私たちがある。そこには、当時極限状態の逆境でも自分の意思で行動で自分から選択して行動した結果があったからこそ、逆境を乗り越えて私たちは今に至る。そして、これからも何度でも乗り越えていくのだ。 私は人生には価値はないとメディアでよく耳にする。本質の一つの解釈としては正しいのだろうが、逆境を乗り越えようとするときにその解釈はノイズとなる。私の人生は私だけのものであり、自分の意思で考え行動し思索して修正して行動して乗り越える原動力はやはり他者がいう人生には意味がないのではなく、自分の精神的な意思と思考と前のめりの行動で掴みに行く姿勢こそが必要だ。 極限状態の逆境において、どの場面でもそうだが、精神的な意思決定や選択まで丸投げしてはいけない。それではただの奴隷である。 私たちは質の良い人間関係を築き。助け合い、極限状態であろうとも精神的な意思を放棄せず、自分の意思と足で前のめりの行動をすることで道は開けるのだ。 本著は逆境を乗り越えた数だけ身に沁みる良書といえるだろう。

Posted by ブクログ

2023/02/14

生きる意味を見出す方法 タイトルに人生の価値を考えるとあるが、人生には意味があるのかないのかを議論する、という意味ではない。人生には意味がある、しかしその意味はどうしたら見出せるのか?、ということを議論するという意味である。したがって、人が生きる意味とは何かを哲学的に議論したい...

生きる意味を見出す方法 タイトルに人生の価値を考えるとあるが、人生には意味があるのかないのかを議論する、という意味ではない。人生には意味がある、しかしその意味はどうしたら見出せるのか?、ということを議論するという意味である。したがって、人が生きる意味とは何かを哲学的に議論したい人には向いていない。向いているのは、人生に意味を感じられない、しかしどうやって意味を見出したらよいのか分からない、というような人となる。 生きる意味を見出すヒントとして、5人の人物の生き様が紹介される。前半3人では、極限的な苦悩に陥った一般人がそれぞれ生きる意味を見出す方法と過程が解説される。そして4人目、ヴィクトール・フランクルの章がこの本の核心である。この章は、一応フランクルの生き様の紹介という体であるが、実質は前半に示した実例の理論的説明と言ってもいいと思う。フランクル自身、人が生きる意味を見出す方法を考え続けた精神科医であるからだ。ここでフランクルの考え方が紹介される。それは「我々は人生を問う存在ではない。逆に、人生から問われている存在なのである」というものである。"これは、人生に対して多くの人々が取っている態度を逆転させる、そして、極限状況においてもけっして人を絶望させない、真に独創的な考え方だと言ってよかろう"(P149)と述べられている。これこそが、前半3人とも共通する、人生の意味を見出す方法ということになる。そして5人目、ソクラテスの章において、その方法を、極限状態をきっかけにしてではなく、自らにおいて常に実践し続けた例が紹介される。 この本には偉人伝にはない良さがある。それはなにかというと、その人が凄すぎて普通の人には参考にならないということがないこと。理想的な実例の提示に留まらず、著者による分析がなされているのがありがたい。

Posted by ブクログ

2010/12/14

[ 内容 ] ただ生きるかよく生きるか、あるいは挫けるか。 逆境に落ちて突きつけられた問いを考え抜いた人たちの生き方を通し、生の意味を考察する。 [ 目次 ] 第1章 星野富弘の場合―『愛、深き淵より。』から 第2章 岸本英夫の場合―『死を見つめる心』から 第3章 青年士官の場...

[ 内容 ] ただ生きるかよく生きるか、あるいは挫けるか。 逆境に落ちて突きつけられた問いを考え抜いた人たちの生き方を通し、生の意味を考察する。 [ 目次 ] 第1章 星野富弘の場合―『愛、深き淵より。』から 第2章 岸本英夫の場合―『死を見つめる心』から 第3章 青年士官の場合―『戦鑑大和ノ最期』から 第4章 ヴィクトール・フランクルの場合―『夜と霧』から 第5章 ソクラテスの場合―『ソクラテスの弁明』から [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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