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父と子 新潮文庫
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父と子 新潮文庫

イワン・ツルゲーネフ(著者), 工藤精一郎(訳者)

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父と子 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2014/05/01
JAN 9784102018064

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商品レビュー

4

28件のお客様レビュー

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2010/05/28

この本を読むまでは、…

この本を読むまでは、永六輔に対して、時々NHKに出ていた早口の放送作家としてしか認識がなかったが、かなりの反骨精神をもった人であり、表面(マスコミ等)に出てこない人や事物の代弁者であったことも理解できた。父と子の文通による対話形式を取っているのも良い。

文庫OFF

2023/08/04

知識と使命の両方を備え、対極であるパーヴェル伯父との戦いを通して鋭さを浮き彫りにするニヒリスト・バザーロフ。貴族階級のアルカージイに信奉されつつも、出会う女性に抱く恋心をみとめて葛藤したり、老いた両親からの無償の愛を煩わしく思いながらも、チフスで死ぬ最期の時には物質的でないものの...

知識と使命の両方を備え、対極であるパーヴェル伯父との戦いを通して鋭さを浮き彫りにするニヒリスト・バザーロフ。貴族階級のアルカージイに信奉されつつも、出会う女性に抱く恋心をみとめて葛藤したり、老いた両親からの無償の愛を煩わしく思いながらも、チフスで死ぬ最期の時には物質的でないものの美しさ・尊さを口にするあざとさ、全てがずるいキャラクター。医者であり有能でありながら、雑階級であることも手伝ってどこか諦観があり、ニヒリズムの徒として周りを睨みながら生きている。貴族のアルカージイも、自尊心の高いパーヴェルも、自分の信念と少しの矛盾や嘆きを内包して生きていた。自分で信じることに全てを捧げて身も心も染まれなくてもいい。素晴らしいものとは、どんな心情の前でもかたく素晴らしいのだ。

Posted by ブクログ

2023/05/04

登場人物が多くて、その上に名前がコロコロ変わるから最初の方はこいつ誰だ!?ってなった。 バザーロフがオジンツォーワに初めて会う時、そわそわしてるシーンがお気に入り。ニヒリストでデータしか信用しないぞ僕は!ってキャラなのに、美人なオジンツォーアに会うとソワソワしちゃう。 最初はな...

登場人物が多くて、その上に名前がコロコロ変わるから最初の方はこいつ誰だ!?ってなった。 バザーロフがオジンツォーワに初めて会う時、そわそわしてるシーンがお気に入り。ニヒリストでデータしか信用しないぞ僕は!ってキャラなのに、美人なオジンツォーアに会うとソワソワしちゃう。 最初はなんか微妙な登場人物だなって思ってたけど、この辺りからバザーロフが好きになった。 バーヴェルペトローウィチが嫌な奴じゃなくて、イケメンで礼儀正しいって設定なのが良いね。 作者のあとがき曰く、ツルネーゲフは登場人物一人一人に敬意を払ってたらしい。決闘で死ななくて良かった。 最後バザーロフが呆気なく死ぬのはどう言った意味が込められてるのだろうか?アルカージイと別れてしみじみとした感じで終わるんだなと思ってたら、更に悲しい展開があった。 ワシーリイイワーノウィチが悲しむの見てると、こっちまで気持ちが伝わってきて悲しくなる。 個人的にはオジンツォーワと再開した所で終わりみたいな展開にして欲しかった。悲しい( ´・ω・` )

Posted by ブクログ

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