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アブサロム、アブサロム!(上) 講談社文芸文庫
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アブサロム、アブサロム!(上) 講談社文芸文庫

ウィリアム・フォークナー(著者), 高橋正雄(訳者)

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アブサロム、アブサロム!(上) 講談社文芸文庫

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1998/06/10
JAN 9784061976214

アブサロム、アブサロム!(上)

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商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2015/05/26

一文一文がとても長く、そして、回想が入り乱れるように撒き散らされる。読みにくい、と感じる方が圧倒的に多いかもしれないが、ミルフィーユみたいに重層的に積みあがっていく想いに、人間の本質をみるような気がします。山ほどのことが静かに降り積もってきた結果こそが、現在である、というような。...

一文一文がとても長く、そして、回想が入り乱れるように撒き散らされる。読みにくい、と感じる方が圧倒的に多いかもしれないが、ミルフィーユみたいに重層的に積みあがっていく想いに、人間の本質をみるような気がします。山ほどのことが静かに降り積もってきた結果こそが、現在である、というような。生きていくことは、理路整然とした連続性のある出来事ではなく、形になりかけたのかどうなのか不確かな塵らしきものが、山のように積みあがった結果として形を成す、といったような。 そんなイメージはさておき、話自体は後半に加速しだして、俄然面白くなります。

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2013/06/15

圧巻。 伝聞の事実の断片から登場人物たちが 推測で勝手に語りまくって物語を補完していき、 実際どうだったかは一切明かされない。 こうする事で、単に事実を語るだけでは不可能な 複雑に絡み合った全体像が。。 まじですげえ。こんなんやられたら後続の作家は、、 2011-09-24 1...

圧巻。 伝聞の事実の断片から登場人物たちが 推測で勝手に語りまくって物語を補完していき、 実際どうだったかは一切明かされない。 こうする事で、単に事実を語るだけでは不可能な 複雑に絡み合った全体像が。。 まじですげえ。こんなんやられたら後続の作家は、、 2011-09-24 18:12:50 Twitterより 岩波からフォークナー「アブサロム」の新訳が出ていたので立ち読み。 こりゃ酷ぇ。 この作品の特色である、修飾語だらけのいつまでも閉じない長い文章を、 複数の文章に分け、間に句読点を挟むことで、 さも一文であるかの様に改悪処理してしまっている。 藤平育子、ナンセンス。 文学なめんじゃねえぞ。 2011-10-20 14:08:35 Twitterより 「アブサロム」は難解と言われるが、実際はとても読みやすい。 一つ一つの文章が異常に長いのが特徴のひとつだが、 破綻していないので、読んでいて意味がわからない箇所はない。 特に中盤、ローザがクライティと向かい合うシーンでは、 この「実験」が功を奏し、もの凄いスピード感と迫力で引き込まれる 2011-10-21 01:25:54 Twitterより

Posted by ブクログ

2011/08/26

今まで読んだフォークナー作品の中で一番難解かも。クエンティン・コンプソンが出て来るので「響きと怒り」の続きみたいに読める。

Posted by ブクログ

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