大唐帝国を倒した巨魁・黄巣〜唐末・科挙に挑戦して推挙されなかった山東半島の曹州の塩販売業の息子・黄巣は，少林寺で修業し体躯を鍛錬して故郷に戻り，同出自の王仙之の挙兵に応えて唐打倒の兵を挙げた。救民・流賊を従えて大勢力となった黄軍は洛陽を陥し，皇帝の逃げ出した長安を占領したが，国の体裁を整えられず，食糧不足になって，周囲の藩鎮に攻められて長安を出て故郷で再起を図ろうとする。挙兵から行動を共にしていた朱温は盛強兵を率いていたが初めての敗戦時に援軍を得られず，故郷の大梁で自立する。黄巣は自害し，兵士を吸合し，唐から全忠の名を貰った朱温は禅譲により帝位を得る〜唐末から五代十国の混乱をよく書いたと思う・・・けど，途中で嫌になったのか・飽きたのか，当時の人々の思いを込めたのか・・・まあ，当時の人々の気持ちで書いたのだと思おう。死後，黄巣は見直されたのかも知れない。朱温が後の朱全忠だと不覚にも気づかなかった・・・。王仙之・李克用・李茂貞らの名を忘れてはいけないね，自戒を込めて

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長安烈日大唐帝国を倒した巨魁・黄巣

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