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ゲッターロボ大全 Getter robot chronicle
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 1998/10/15 |
JAN | 9784575288858 |
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ゲッターロボ大全
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上原正三ファンなら外せないTV版「ゲッターロポ」。本書は、アニメ・特撮作品の詳細な解説を施す「大全」シリーズの一書。 本作で端的な上原らしさといえば、最終回でのムサシ戦死シーン。Gにつなげるにあたり、メンバー交代を不可避とした内々の事情で決定されたようだが、ここで描写されたのは一見すると「特攻的な場面」である。 しかし、上原脚本は振るっている。 まず、生還は容易ではないが、脱出シークエンスも準備し、命を捨てるという作戦を用意する。その上で、脱出が一切困難となり、思いもかけずに特攻的な展開に入っていくのだ。 それだけではない。死を目の前にした武蔵に対して、「死にたくない」と絶叫させつつ、結果的に特攻と同じ結末を迎えさせるシーンを用意したのだ。 その上、早乙女研究所にいる竜馬たちは、このムサシの絶叫を聞いていないというおまけつき。ムサシの本意は判らず仕舞いなのだ。 このシーンの声優・西尾徳氏。少しどんくさいが、朴訥としたムサシの性格を顕わにする芝居が秀逸で、その悲劇性を否応までに高めることに成功している。 特攻や死の無意味さを暴く上原の真骨頂ともいうべき回だ。 なお、22話(悲劇のゲッターQ)は是非もう一度見てみたいが、本編はなかなか見れんなぁ、とも。
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