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定本 尾崎翠全集(上巻)
定価 ¥6,160
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商品詳細
内容紹介 | //付属品~三方背ケース付 |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1998/09/15 |
JAN | 9784480710918 |
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定本 尾崎翠全集(上巻)
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
上巻収録作では、一九二七年辺り以降の作品は、いよいよ作家としての才気が溢れているように思えて、味わいのある作品が多い。 そして何といっても「第七官界彷徨」。何より読んでいて楽しいし面白いし、その一方で絶えず何処かに淋しさやもの哀しさ、感傷的でノスタルジックな彩りを帯びてもいて、そ...
上巻収録作では、一九二七年辺り以降の作品は、いよいよ作家としての才気が溢れているように思えて、味わいのある作品が多い。 そして何といっても「第七官界彷徨」。何より読んでいて楽しいし面白いし、その一方で絶えず何処かに淋しさやもの哀しさ、感傷的でノスタルジックな彩りを帯びてもいて、それは何だか純粋な結晶のようにも思えて、読み終わった心に不思議な感慨を残す。物語の中で小野町子は、第七官界に響く詩を書こうと願いながら叶わずにいるけれど、彼女が語る「第七官界彷徨」は、これを読んだ多くの人の心に響く作品であることには疑いない。とんでもないことであると思う。
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戦前に描かれたものなんだよね? 本当に? と思うぐらい、みずみずしく、新鮮で、今に通じる色彩があった。彼女の存在を知れてよかった、彼女の作品を読めてよかった、という感じがした。
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とにかく言葉の選びが美しかった…!世界観にグイグイ引き込まれ、奇妙な官能さを感じました… アップルパイの午後、開いた瞬間衝撃を隠せませんでした!テンポよく、舞台を見ているかのような展開、こんなにも面白い本だったなんて思いもよらなかった…!
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