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イギリス支配とインド社会 世界史リブレット38
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イギリス支配とインド社会 世界史リブレット38

粟屋利江(著者)

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イギリス支配とインド社会 世界史リブレット38

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社/
発売年月日 1998/04/25
JAN 9784634343801

イギリス支配とインド社会

¥330

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2021/07/17

テーマがインドのカーストと宗教をベースに英国とのエンカウントによってそれがどう変化してきたか、みたいな感じだったのでちょっと2021現在の自分のテーマとはすこーし異なった感じ。 でも、ミル父子の著作が自分の好みのようだというのはわかったので収穫。どちらかというと父の方が著作一覧...

テーマがインドのカーストと宗教をベースに英国とのエンカウントによってそれがどう変化してきたか、みたいな感じだったのでちょっと2021現在の自分のテーマとはすこーし異なった感じ。 でも、ミル父子の著作が自分の好みのようだというのはわかったので収穫。どちらかというと父の方が著作一覧に興味ある感じよ ジェームズ・ミル https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB 「英領インド史」が読みたかったけど見つけられず関連論文発見した https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/4019/ronso0360300390.pdf ジョン・スチュアート・ミル https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB あとは女性の権利問題についての記述がなかなか結構詳しかったのとインド特有の文化との関係が面白かったのと、インドにおける家父長制批判やフェミニズム批判など、現代日本とも通じる面が数世紀の時と地理・文化の違いを経ても感じられるというのはなかなか凄いことだと思った。

Posted by ブクログ

2010/11/25

異質の文化・歴史を持つ国を支配する、植民地にするというのは力だけでは駄目だという2500年以上も前(アッシリアのオリエント支配)から分かっていたことですが、それを長年続けてきたイギリスなど旧列強の外交手腕には日本はかなわない、日本の外交が如何に単純なのかを強く感じました。ときには...

異質の文化・歴史を持つ国を支配する、植民地にするというのは力だけでは駄目だという2500年以上も前(アッシリアのオリエント支配)から分かっていたことですが、それを長年続けてきたイギリスなど旧列強の外交手腕には日本はかなわない、日本の外交が如何に単純なのかを強く感じました。ときには力で、ときには懐柔で対応し、被支配民族のさまざまな利害集団の「公平な」アンパイア(14ページ)として対応する。しかもそれを支配に有利なように導いていく、その巧みさには唸らされます。 こうした旧列強の植民地支配に対して、高校世界史では一面的な見方をしてないでしょうか? 支配する側とされる側、支配者の抑圧政策と被支配者の抵抗という単純な構図でこの時代この地域を説明してないでしょうか? 被支配者側にもさまざまな利害を共有する集団があって決して一つではない、近代インドを学ぶときに「インド人エリートに植民地支配の協力者としてインド国民会議を組織させた」とある文章から、なぜ支配者に協力するのか、彼らはどれだけのインド人の声を代表しているのか、他にどのような利益集団がいて、なぜ彼らが選ばれたのか、などといった広い視点を生徒と共有することができたのか私には自身がありません。おそらく今の私の授業のままでは、外交や国際関係に通じた本当の意味での「国際社会を主体的に生きる日本人」を育成することはできないでしょう。 本書を読んでそのことを強く感じました。本書の概要説明になってなくて申し訳ありません・・・

Posted by ブクログ

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