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文化ナショナリズムの社会学
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文化ナショナリズムの社会学
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ネーションの文化的アイデンティティが欠如、不安定、脅威にさらされた時に、それを創造、維持、強化して、ナショナルな共同体の再生を目指そうとする。日本人論など。企業人など外国人と交流することが多い人に受容された。
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「外国人とちがい日本人は×××だ」という紋切り型の説明は、俗に「日本人論」「日本文化論」と呼ばれ、けっこうな人気があるが、現在のアカデミズムでは「根も葉もないもの」として否定されていることが多い。本章は、その前提に立ちつつも、先行研究がきちんと検討してこなかった「日本人論の流通過...
「外国人とちがい日本人は×××だ」という紋切り型の説明は、俗に「日本人論」「日本文化論」と呼ばれ、けっこうな人気があるが、現在のアカデミズムでは「根も葉もないもの」として否定されていることが多い。本章は、その前提に立ちつつも、先行研究がきちんと検討してこなかった「日本人論の流通過程」を解明している。 「国家権力」に命令されるわけでもなく、強硬なナショナリストでもなく、拝外主義者でもない、ごくフツウに、異文化との「対話」を願う人々(企業人、学校管理職、外国語教師、日本語教師)が、なぜ、「日本文化は独特だ、外国人には理解できない」という文化ナショナリズムを再生産させてしまうのか?この問いに対し、歴史比較とフィールドワークに基づき、説得的に論じている。 9章に、外国語教育(特に、英語教育・日本語教育)に関する分析あり。
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「1970年代から80年代にかけて流行した日本人論を、文化ナショナリズムの一形態としてさまざまな国の自民族独自 論と比較するとともに、ナショナリズムの「消費」という視点を導入して現代日本におけるアイデンティティの行方を考察 する」という本書の帯の文言の通り。私の蛇足を加え...
「1970年代から80年代にかけて流行した日本人論を、文化ナショナリズムの一形態としてさまざまな国の自民族独自 論と比較するとともに、ナショナリズムの「消費」という視点を導入して現代日本におけるアイデンティティの行方を考察 する」という本書の帯の文言の通り。私の蛇足を加えるよりもそのまま受け取ってほしい。(2010:清水均先生推薦)
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