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帰って来た桃尻娘 橋本治小説集成3
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帰って来た桃尻娘 橋本治小説集成3

橋本治(著者)

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帰って来た桃尻娘 橋本治小説集成3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1997/04/15
JAN 9784309603735

帰って来た桃尻娘

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2012/05/16

心理学専攻の新入女子大生、榊原玲奈を通して、80年代前半の大学生の行動、思考批判をわざと馬鹿馬鹿しい文体で表現していると思える。心理学専攻ということで自分とは何かを考えさせている。(他人に対しては決めつけているがあ)周りに出てくる登場人物も何もわかっていない。時代の流れに迎合した...

心理学専攻の新入女子大生、榊原玲奈を通して、80年代前半の大学生の行動、思考批判をわざと馬鹿馬鹿しい文体で表現していると思える。心理学専攻ということで自分とは何かを考えさせている。(他人に対しては決めつけているがあ)周りに出てくる登場人物も何もわかっていない。時代の流れに迎合した生き方が象徴的だ。また、主人公が岸田秀にあこがれたが、和光大学ではなく早稲田大学を目指したのも現代的だ。 本書の最終あたりにでてくる「見えないことが一杯あるのに、考えなくてもいいことを考えるのはヘンーそう思う。」が、著者のテーマなのかと思う。また、「あたしは、全然分からない。あたしが間違えてばっかりいるのか、あたしが間違えてなくて、みんなが間違えてばかりいるのか、それとも、あたしの周りには間違えてばかりいる人間しか来ないのかー。」が一度は人間があたりそうな問題だ。 統合失調症ではないかと思わせる主人公が現代人なのかもしれない。 著者は次のように言う 「なにがどうあるか分んないけど、でもともかく、あたしの人生は始まるんだ。それだけの人生が。そう、始めちゃうの。それだけの人生でもいい。それだけの人生なら、それだけの中に何があるか、私にはまだなんにも分かっていないんだから。(中略)こういう風にあたしは言います。行ってきまァーす、って それでは皆様、行ってきまァーす!」

Posted by ブクログ