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壊れた壺 集英社文庫
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壊れた壺 集英社文庫

奥本大三郎(著者)

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壊れた壺 集英社文庫

定価 ¥649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1997/12/11
JAN 9784087487213

壊れた壺

¥330

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2026/01/24

1981年から92年まで、「ユリイカ」「図書」「ふらんす」「新潮」「本の窓」「中央公論」などに掲載された単発のエッセイ、29篇。身辺雑記ではなく、1篇ごとにワンテーマで決めている。 虫絡みで興味深かったのは、ポール・ジャクレーの章。フランス生まれの日本育ち、画家として浮世絵風のエ...

1981年から92年まで、「ユリイカ」「図書」「ふらんす」「新潮」「本の窓」「中央公論」などに掲載された単発のエッセイ、29篇。身辺雑記ではなく、1篇ごとにワンテーマで決めている。 虫絡みで興味深かったのは、ポール・ジャクレーの章。フランス生まれの日本育ち、画家として浮世絵風のエキゾチックな風俗画を描いた。しかも稀代のチョウやガの標本コレクター。予備校生の時、ジャクレー・コレクションを見て、そのみごとさに心を奪われる話も出てくる。 虫絡みでは、大富豪ロスチャイルド家のミリアム・ロスチャイルドの章もある。ミリアム女史はノミの研究者として著名、父親もノミの研究をしていた。その彼女をオックスフォードに訪ねてゆく。その訪問記がおもしろい。 文学絡みでは内田百閒の章。百閒の小説や随筆について書こうとしたが、書けずに1カ月。そしてなぜ書けないかから、百閒の本質に思い至る。エッセイとして秀逸。 珍しいところではレイブラッドベリ(基本はSFは読まない人なのに)。『火星年代記』や『10月はたそがれの国』の魅力を書いている。宇野利泰訳の、ここ、おかしいんじゃないの、という指摘もしている。

Posted by ブクログ