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もっとウソを! 男と女と科学の悦楽
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もっとウソを! 男と女と科学の悦楽

日高敏隆(著者), 竹内久美子(著者)

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もっとウソを! 男と女と科学の悦楽

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1997/01/30
JAN 9784163525303

もっとウソを!

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商品レビュー

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2017/04/28

動物行動学で有名な日高教授と遺伝子で有名な竹内女史が対談し、普段著作や講演では言えないようなことをざっくばらんにつらつらと話しちゃえという内容の本。いきなり、チンパンジーや人のおち〇ち〇の話が出てきて、ちょっとううっとなるが、な、なるほど、そ、そうなのか、という内容が多くて面白か...

動物行動学で有名な日高教授と遺伝子で有名な竹内女史が対談し、普段著作や講演では言えないようなことをざっくばらんにつらつらと話しちゃえという内容の本。いきなり、チンパンジーや人のおち〇ち〇の話が出てきて、ちょっとううっとなるが、な、なるほど、そ、そうなのか、という内容が多くて面白かった。 タイトルが、どうしてこんなタイトルなんだろうというようなものだが、どんな理論も発見された時点では正しくても、時間が経つと新しい理論が出てきて、否定されたりひっくり返されたりする。すなわち科学なんてものはその時代の一番レベルの高いウソなんだ、という前提をおいて、日本において、科学を権威的に扱おうというする傾向が高いことを批判している。そうじゃなくて科学は本来もっと面白いものであり、楽しむ姿勢が大事なんだと説き、学校でもつまらない授業がなされていて、子供たちが科学に興味を持たなくなると憂いている。それがタイトルの意味となっている。 前半はそういう話で、真ん中ぐらいから、イギリスの研究者や研究環境には、さっき批判したような日本の状況とは逆の、いろいろとすばらしい面が多いという話から、だんだん個別の研究者を順番にあげて人となりやエピソードの紹介が中心になる。自分はそこまで動物行動学に詳しくもないし、深い興味があるわけではないので、後半はあまり内容についていけなかった。 科学とはどういうものだと思えばいいのか、どう大事なのか、普段考えたことのない視点が示されていて面白い。

Posted by ブクログ

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