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ニッポン居酒屋放浪記
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1997/01/15 |
JAN | 9784104158010 |
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日本経済新聞社小中大 記事利用について 印刷 印刷 デザイナー・作家 太田和彦さん 居酒屋は心のよりどころ(1) 2022/12/19付日本経済新聞 夕刊 仕事帰りの同僚との一杯、友人との気楽な語らい、自分と対話するひとり飲み。居酒屋ほど心休まる場所はない。資生堂のデザイ...
日本経済新聞社小中大 記事利用について 印刷 印刷 デザイナー・作家 太田和彦さん 居酒屋は心のよりどころ(1) 2022/12/19付日本経済新聞 夕刊 仕事帰りの同僚との一杯、友人との気楽な語らい、自分と対話するひとり飲み。居酒屋ほど心休まる場所はない。資生堂のデザイナー出身で居酒屋探訪家として知られる太田和彦さんは、各地の居酒屋を取材し、魅力を紹介してきた。 居酒屋を意識し始めたのは、40歳少し前のころですね。それから40年近く、居酒屋巡りをしています。昔は開拓精神が旺盛で多くの店を回っていましたが、今は後期高齢者になったこともあり、外で飲むのは週に1日というペースですね。 居酒屋は高級レストランなどと違った魅力がある。家庭料理を軸に、世界に類のない酒をうまくするだけの珍味もある。さて次は何を頼もうかと、品書きをみて、好きなものを自分の順序で組み立てられる楽しさがある。外国人を食事に案内するときは居酒屋が一番、喜ばれます。 居酒屋は食欲だけではなく、居ることを楽しむ場です。居酒屋の「居」は居心地の「居」。客が通うのは、その店の居心地がいいから。何代も続く店は安くてうまい肴(さかな)があり、店構えや内装がいい。つまり居心地がいいんです。 書いた店の紹介記事は数え切れない。すべて実際に訪れた店だ。 本やテレビ番組で居酒屋を紹介するときに心がけているのは、風土と料理、内装を絡め、店の雰囲気や料理の味を表現することです。今はインターネットで情報があふれていますが、ネットの情報は基本的に信用していません。実際に訪れ、自分の目、舌による「居心地の描写」が大事です。 取材は必ずメモを取ります。小型(B6判)のノートに、目にしたもの、聞いたことはすべてメモする。デザイナーですからスケッチも。基本は新聞記者と同じ「5W1H(When、Where、Who、What、Why、How)」。数字と名前の表記は間違えないよう気をつけています。ノートは段ボール2箱分になりました。300冊ではきかないでしょうね。 実際に行って「当たり」だった店は4軒に1軒、打率にして2割5分。もう一度行きたい居酒屋です。その上に「常連になりたい」があり、本などで紹介するのはこのランク。さらに2割5分が最高ランク。近くに引っ越してまで通いたいと思わせる店です。 新型コロナウイルス禍は居酒屋にとって大きな打撃となった。 コロナで閉店になった店がいくつもあります。営業自粛が明け、再開した店へ激励行脚に出かけると、店主が光り輝く顔で迎えてくれる。カウンターには常連のひとり客が並び、いち早く駆けつけた者同士の連帯感が生まれました。 居酒屋はかつて、「哀愁オヤジのたまり場」と言われ、飲食店のなかでちょっと低く見られていた時期もありました。今は価値が再認識されています。居酒屋は町の人心を安定させるために欠かせない装置です。しかし、社会情勢の変化で、いつ消えてしまうかわからない。 価値あるものを残したい。そんな思いから「居酒屋遺産」を提唱しています。創業が古く昔のままの建物であること、代々変わらずに居酒屋を続けていること、老舗であっても庶民の店を守っていることが条件です。遺産というと見学するイメージですが、居酒屋遺産は入って、飲んで楽しめます。 7月に、指折りの15店を紹介した「日本居酒屋遺産 東日本編」を出版しました。2023年5月には西日本編を出版する予定です。居酒屋遺産として古き良き居酒屋を支援していく。それが使命だと思っています。 (大橋正也が担当します) 略歴 1946年生まれ。資生堂のアートディレクターを経て独立。2000~07年、東北芸術工科大学教授。居酒屋探訪をライフワークとし「ニッポン居酒屋放浪記」など著書多数。テレビの居酒屋紀行番組でナビゲーターも。 このページを閉じる 本サービスに関する知的財産権その他一切の権利は、日本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。また、本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。 NIKKEI Nikkei Inc. No reproduction without permission.
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