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土台穴 文学の冒険シリーズ
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土台穴 文学の冒険シリーズ

アンドレイ・プラトーノフ(著者), 亀山郁夫(訳者)

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土台穴 文学の冒険シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1997/11/20
JAN 9784336039545

土台穴

¥2,585

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2010/07/28

[ 内容 ] 「私的生活30周年を迎えたその日、ヴォーシェフは、彼がそれまで生活の資を得ていた小さな機械工場を解雇された。 通知状には、体力のなさや思考癖がいよいよ目だち、全体の作業テンポを著しく乱していることを理由に現場から取りのぞかれると記されてあった。…」自らの存在に不安を...

[ 内容 ] 「私的生活30周年を迎えたその日、ヴォーシェフは、彼がそれまで生活の資を得ていた小さな機械工場を解雇された。 通知状には、体力のなさや思考癖がいよいよ目だち、全体の作業テンポを著しく乱していることを理由に現場から取りのぞかれると記されてあった。…」自らの存在に不安を覚えつつ、ヴォーシェフは生活の糧を求め、永遠に快適な生活を約束する共同住宅の、建設現場へとたどり着く。 そこには、貧しい食事と厳しい自然に苛まれながらも、理想の住宅を作るために土台となる穴を掘りつづける労働者や技師たちがいた。 朝から晩まで、骨身を惜しんで働きつづける男たち。 やがてそこに、1人の孤児の少女が現れ…。 驚倒すべき視覚的イメージと、異様ともいえる言葉の衝突で、現代に生きる人間の孤独と生死を超えた宇宙の営みを描き出し、「20世紀のドストエフスキー」と異名をとる、今世紀ロシア最大の作家の幻の傑作。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2009/11/19

ソ連の共産主義社会を描いた小説。 いわゆる底辺労働者の描写が主で非常に暗く、救いがない。 別に読んだプラトーノフ短編集のほうが個人的には好みであるが、労働者の中、1人瑞々しい生気を纏った少女の存在感は素晴らしかったと思う。 人々は彼女のような子供にしか未来を見られなかったのでは...

ソ連の共産主義社会を描いた小説。 いわゆる底辺労働者の描写が主で非常に暗く、救いがない。 別に読んだプラトーノフ短編集のほうが個人的には好みであるが、労働者の中、1人瑞々しい生気を纏った少女の存在感は素晴らしかったと思う。 人々は彼女のような子供にしか未来を見られなかったのではないだろうか。 (もっともその未来もかすかに見える程度だろうし、既に共産主義、或いはソ連の社会によってゆがめられたレンズを通して、かもしれないが)

Posted by ブクログ

2007/09/02

暗い。 とにかく暗い。 これほど救いのないようのないはなしは無いくらい暗い。 弱っているときに読んでは読んでは絶対にダメ。

Posted by ブクログ

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