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特攻の町・知覧 最前線基地を彩った日本人の生と死
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特攻の町・知覧 最前線基地を彩った日本人の生と死

佐藤早苗(著者)

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特攻の町・知覧 最前線基地を彩った日本人の生と死

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光人社/
発売年月日 2003/04/28
JAN 9784769808299

特攻の町・知覧

¥220

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2012/08/16

「永遠の0」を読み始めて、 戦争について知りたくて図書館で借りてきました。 特攻の基地がある町、知覧。 生きて帰ってくることが許されなかった特攻隊員、 「俺もかならず後から行くから」と約束をする中尉、 特攻隊員の出撃まで、 身の回りを世話していた「なでしこ隊」、 ...

「永遠の0」を読み始めて、 戦争について知りたくて図書館で借りてきました。 特攻の基地がある町、知覧。 生きて帰ってくることが許されなかった特攻隊員、 「俺もかならず後から行くから」と約束をする中尉、 特攻隊員の出撃まで、 身の回りを世話していた「なでしこ隊」、 隊員たちの母親的存在、食堂のとめさん、 在日朝鮮人が日本人として出撃する、 戦闘機の不具合で不時着した特攻隊員、 特攻隊員の妻たち、 敗戦後の知覧、 とにかく特攻隊員をとりまく出来事を、 描いています。 「熱望する・希望する・希望しない」 希望しないを選ぶと、激戦地に送られる。 そんな選択肢しかないことが、 当時の現実だったなんて。 出撃前日の特攻隊員の行動や、 敗戦後に自決をしなかった司令官の巡礼、 とめさんが憲兵に連れて行かれ、 翌朝、顔を腫らして帰ってきたのに 「この傷は私の勲章だよ」と言い、 理由を一切語らなかった場面や、 両親に結婚を反対されていた特攻隊員が、 沖縄を目指して出撃したはずだったのに 自身の実家に突っ込んだ話や、 特攻隊員の出撃を見送る夜明けの場面は、 とにかく胸にせまります。 ただ、ところどころ誤字があって 誰かが鉛筆で修正してくれていました。苦笑 さすが図書館。

Posted by ブクログ

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