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デビット・ゾペティ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1997/01/11
JAN 9784087742435

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商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2015/04/30

娘が寝たあとの夜中にコツコツと本読みを再開してみた。夫が持ってた本。 京都の大学で文学を専攻してる留学生の主人公と その主人公に「本読み」を依頼する盲目の女の子。 久しぶりに純文学を読んだ気分。とてもよかった。久しぶりの本読みの一番はじめがこれでよかった

Posted by ブクログ

2013/03/18

昔立ち読みした本。 当時はわかかったからなんか官能的・・としか思わなかったけど、読み返すと京都を卒業した外国人の話。自分と重ねてしまう。 作者がスイス人とは知らなかった。

Posted by ブクログ

2013/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スイス人が日本語で書いた小説。 なかなか 上手である。 本当に面白く読んだ。たいしたもんである。 いちげんさんとは京都や花柳界ではなじみの客ではなり振りの客を「いちげんさん」というが、その言葉を日本に溶け込めない自分を表す言葉としてもちいていると思われる。 そういえば英語でもalien ドイツ語のFremderも 外から来た人 不案内な人の 語感がある。どこの国でも都市化に伴いアウトサイダーとの付き合い方が問われる過程にある。 いちげんさんでは京都が排他的で特殊だと書かれているが この本で書かれているのは他の都市でもにたようなもんだろう。 日本語の よそ者、田舎もん、地方出身者、旅人、どの言葉も地域共同体の活性化をもたらすような感じがしない。民俗学でいうまれびとのような概念がうまれるのは共同体にしっかりした核があるときだけなのだろうか。 さて、この本での筆者は日本人がステレオタイプなものの見方しかできないと嘆いている。その点でこの本はいいところをついている。 日本の社会には、当たり前すぎて日本人が気づかず従っている暗黙ルールがたくさんある。 一方別の見方をすれば、主人公の世の中に対する処し方は 盲目の女性 京子さん以外には受動的である。 京子さんとは情事を初めてとして、濃密な時間を過ごしているが、日常生活では他の日本人との距離を保っている。男性ともだちも誰も出てこない。 小説の形式は日本の私小説の伝統にのっとっており、一種のパスティーシュとなっている。多分多くの日本の小説を読んだのだろう。いちげんさんがテーマのような形式をとってりるが、京子さんとの恋愛物語として読んだほうがすっきりする。 著者は いまも 日本に住んでいるようである。 最新作も読んでみたくなった。

Posted by ブクログ

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