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火星夜想曲 ハヤカワ文庫SF
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火星夜想曲 ハヤカワ文庫SF

イアン・マクドナルド(著者), 古沢嘉通(訳者)

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火星夜想曲 ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1997/08/31
JAN 9784150112035

火星夜想曲

¥935

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2017/03/17

分かりにくいある町の物語 表紙   7点影山 徹 展開   6点1988年著作 文章   6点 内容 669点 合計 688点

Posted by ブクログ

2015/08/08

SF版『百年の孤独』。その通りだと思います。 砂漠のオアシスに流れ着いた人びと。人が集えば町となり、栄え衰えて人は去り、再び町は砂に埋もれていく。かなり癖のある住人たちそれぞれのエピソードで彩られた、辺境の町の物語です。 科学と魔術の境い目が曖昧で、SFというより幻想小説の趣き。...

SF版『百年の孤独』。その通りだと思います。 砂漠のオアシスに流れ着いた人びと。人が集えば町となり、栄え衰えて人は去り、再び町は砂に埋もれていく。かなり癖のある住人たちそれぞれのエピソードで彩られた、辺境の町の物語です。 科学と魔術の境い目が曖昧で、SFというより幻想小説の趣き。カルト教団あり、テロリストあり、ブラック企業に労働争議。隕石は堕ちるし、時間嵐は起きるし…まぁ、いろいろ放り込んで、かき混ぜてのカオス状態です。 しかし、読了後にはひとつの世界の栄枯盛衰を見届けたのだという満足感が得られました。

Posted by ブクログ

2014/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原題はDesolation Road 。「荒涼街道」と呼ばれる町が舞台。 邦題は「火星年代記」を意識していて、確かに掌編が連綿と連なって世界を紡ぐスタイルは似ているけど、それだけ。 むしろ、梶尾真治「ゑゐり庵綺譚」やジョイス「ユリシーズ」、はたまたガルシア=マルケス「百年の孤独」…とまでは言わないけど、スタインベック「キャナリー・ロウ」とかグレアム・スウィフト「ラスト・オーダー」とかの雰囲気。

Posted by ブクログ

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