冤罪者 Bunshun Entertainment

折原一(著者)

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋/
• 発売年月日: 1997/11/10
• JAN: 9784166401307

商品レビュー

2017/01/31

私自身の折原一の初読み作品。これ以降しばらく叙述ミステリーの虜となってしまった。ミステリー好きで叙述ミステリー処女の方には読んでほしい作品です。

2012/08/03

　読み始めるとすぐにのめり込む、そんな強力な吸引力を持っているストーリーでした。作品の題材は重たいけれど、張り巡らされた伏線がどこに繋がって行くのかと、気持ちは好奇心で一杯に。

ただひたすら頁をめくり、それぞれのことがらをつなぎ合わせながら、あの人物が怪しいと感じたり、この人物の正体を探ったりでした。とにかく出てくるすべての登場人物が胡散臭くて、全員どこかが変だと思いました。
　全員を疑ってしまって混乱しそうになりますが、前作よりはずっと読みやすかった。これはあまり振り回すタイプの作品ではなかったように思います。

2011/08/09

やっと読み終わった一冊(´□`)
なんか、頭が痛い…。
そこかしこに回収しきれてない伏線がないか？って感じ。
主要人物の不快な方たちwwwスイーツなの？冤罪者はどこにいたの？
誰１人として共感できるキャラがいない(゜Д゜)
どんでん返しも『あっ、ですよね』くらい。
テーマは重いんだけどドロドロしすぎて特に得るものはなし。