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伝説の雀鬼・桜井章一伝 幻冬舎アウトロー文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎/ |
| 発売年月日 | 1997/10/25 |
| JAN | 9784877285142 |
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伝説の雀鬼・桜井章一伝
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
漫画でいくつかのエピソードは知っていましたが、知らなかったものや、細かい心情などもあって楽しめました。 いろいろなエピソードがありますが、やはり「治外法権麻雀」はすごい。鈴銀、外交官、忍者との対決は必見。正直何が起こっているのは分かりませんが、すごいことは確かです。 第一打字...
漫画でいくつかのエピソードは知っていましたが、知らなかったものや、細かい心情などもあって楽しめました。 いろいろなエピソードがありますが、やはり「治外法権麻雀」はすごい。鈴銀、外交官、忍者との対決は必見。正直何が起こっているのは分かりませんが、すごいことは確かです。 第一打字牌切り禁止という、雀鬼会ルールがあります。その理由について、いろいろと語られています。ある程度知っていましたが、それらとは別の理由の一つが、この治外法権麻雀に書いてあったように思いました。これが知れただけでも、読んでよかったと思いました。 「一人だけの引退試合」の「①➂」と切って、周りを見渡してしまうという話も、なかなか興味深いです。言われてみれば、確かにそうですが、そんな発想出てこないですよ。 実在の桜井章一の伝記として読み「格好いいなぁ」と思うも良し、あるいは「嘘くせぇなぁ」と感じるも良し、あるいはフィクションとして伝説の雀鬼というキャラクターを楽しむも良し。私自身読んでいる最中、それらの感情がぐるぐると回っていました。面白かったですよ。
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とにかく勝負への準備の周到さと集中力がハンパない。映画のような人生を賭けた勝負が盛り沢山だが、ここまで真剣にやらないと生き残れない、ましてや雀鬼と呼ばれるまでにはなれないんだと思った。
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もう10年以上前の話だと思うので、今どうなっているのか知らないけれど、桜井章一が経営していた「牌の音」というフリーの雀荘があり、その内の1つである町田店によく麻雀をしに行っていた。そこは若いメンバーがきびきびと働き、本当に気持ちの良い雀荘だったが、打っている麻雀も独特で、客は強制...
もう10年以上前の話だと思うので、今どうなっているのか知らないけれど、桜井章一が経営していた「牌の音」というフリーの雀荘があり、その内の1つである町田店によく麻雀をしに行っていた。そこは若いメンバーがきびきびと働き、本当に気持ちの良い雀荘だったが、打っている麻雀も独特で、客は強制されるわけではないけれども、第一打に字牌を打たないとか、ドラの早切りをしないとか、南の4局オーラスで意味のないあがり(例えばトップを確定させるだけとか、順位が変わらないとか)はしないとか、のルールが徹底されていた。仕事上で海外出張が増えたり、実際に海外に赴任したり、ということがあり、足が遠のいてしまったのだけれども、きびきびした感じとある種の緊張感があり、海外赴任が終わって、また機会があれば、行ってみたい気がする。桜井章一のお店なので、桜井章一自身ももちろんよく顔を出していた。若いメンバーや若い客から「会長」と呼ばれていて(会長と呼ばれていたのは、雀鬼会という競技戦を主催していたからだと思うが)、桜井章一が現われると場の雰囲気が変わるというか、皆から慕われている感じがよく分かった。時にはメンバーとして卓に入ることもあり、その時には、勝ち負けとは関係なく、客に楽しんでもらえるような麻雀を打っていたような記憶がある。この本は桜井章一の裏プロ時代の伝記である。まぁ、僕などには想像もつかない麻雀がそこでは打たれていたのであろう。それは別にして、自分のお店の若いメンバーは若い客に慕われていた桜井章一を見るのは悪くなかった。
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