1,800円以上の注文で送料無料

いとしい
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

いとしい

川上弘美(著者)

追加する に追加する

いとしい

定価 ¥1,320

110 定価より1,210円(91%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 1997/10/09
JAN 9784877281847

いとしい

¥110

商品レビュー

3.2

19件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二人姉妹のそれぞれの恋の行方を描く。 姉のユリエはオトヒコさんという何を考えているか分からない恋人を強く愛し、切なさを感じる。妹のマリエは紅郎という、教え子の兄と付き合いはじめる。 愛するってどういうことなのか、考えさせられる本だった。 最後のマリエのことば「誰かを好きになるということは、誰かを好きになると決めるだけのことなのかもしれない」印象に残った。 少しホッとしたのかもしれない。 純愛ブームで「愛する」ことが神聖化されているけど、やっぱり理屈で考えてもいいんじゃない?と言ってくれているような気がして。

Posted by ブクログ

2023/05/08

個性的な登場人物たちの、微妙で曖昧で繊細な、いとしい想いと関係を巡る物語。 川上さんとの対談で、一穂ミチさんが、 「いとしい」で初めて、名付けられない関係や感情を知った、紅郎が衝撃的だ、と語っているのを読んで、興味を持った。 ただ、私には紅郎よりも、一貫して言動が予測不能で、掴み...

個性的な登場人物たちの、微妙で曖昧で繊細な、いとしい想いと関係を巡る物語。 川上さんとの対談で、一穂ミチさんが、 「いとしい」で初めて、名付けられない関係や感情を知った、紅郎が衝撃的だ、と語っているのを読んで、興味を持った。 ただ、私には紅郎よりも、一貫して言動が予測不能で、掴みどころのないチダさんが魅力的だった。 不思議ちゃんミドリ子が、ど真ん中の苦手なタイプなので、一層マリエの報われない想いが理不尽に思えて切なかった。

Posted by ブクログ

2013/11/11

好き嫌いが分かれる小説かも。 個人的に後半部分から、感情移入できなくなった。 しかし、豆腐を食べるシーンで、とても豆腐が食べたくなった。 全体的に、やはり川上弘美の世界が描かれていると思う。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す