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いとしい
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎/ |
発売年月日 | 1997/10/09 |
JAN | 9784877281847 |
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いとしい
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商品レビュー
3.2
19件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二人姉妹のそれぞれの恋の行方を描く。 姉のユリエはオトヒコさんという何を考えているか分からない恋人を強く愛し、切なさを感じる。妹のマリエは紅郎という、教え子の兄と付き合いはじめる。 愛するってどういうことなのか、考えさせられる本だった。 最後のマリエのことば「誰かを好きになるということは、誰かを好きになると決めるだけのことなのかもしれない」印象に残った。 少しホッとしたのかもしれない。 純愛ブームで「愛する」ことが神聖化されているけど、やっぱり理屈で考えてもいいんじゃない?と言ってくれているような気がして。
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個性的な登場人物たちの、微妙で曖昧で繊細な、いとしい想いと関係を巡る物語。 川上さんとの対談で、一穂ミチさんが、 「いとしい」で初めて、名付けられない関係や感情を知った、紅郎が衝撃的だ、と語っているのを読んで、興味を持った。 ただ、私には紅郎よりも、一貫して言動が予測不能で、掴み...
個性的な登場人物たちの、微妙で曖昧で繊細な、いとしい想いと関係を巡る物語。 川上さんとの対談で、一穂ミチさんが、 「いとしい」で初めて、名付けられない関係や感情を知った、紅郎が衝撃的だ、と語っているのを読んで、興味を持った。 ただ、私には紅郎よりも、一貫して言動が予測不能で、掴みどころのないチダさんが魅力的だった。 不思議ちゃんミドリ子が、ど真ん中の苦手なタイプなので、一層マリエの報われない想いが理不尽に思えて切なかった。
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好き嫌いが分かれる小説かも。 個人的に後半部分から、感情移入できなくなった。 しかし、豆腐を食べるシーンで、とても豆腐が食べたくなった。 全体的に、やはり川上弘美の世界が描かれていると思う。
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