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パリのカフェをつくった人々 中公文庫
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パリのカフェをつくった人々 中公文庫

玉村豊男(著者)

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パリのカフェをつくった人々 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1997/08/18
JAN 9784122029163

パリのカフェをつくった人々

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • パリカフェ文化
  • 地方特産品
  • 地域アイデンティティ
  • 19世紀フランス
  • 食文化探訪
  • ブルターニュ魅力
  • クレープ生ガキ
  • トリビアと歴史
  • 写真で楽しむ
  • 深い文化理解

地域の文化とアイデンティティが交差するパリのカフェの起源を探る本書は、19世紀から20世紀のフランスを舞台に、地方とパリの関係性を深く掘り下げています。オーヴェルニュ、ブルターニュ、アルザスの各地方からの特産品や人々が、パリのカフェ文化にどのように影響を与えたのかを豊富な取材を通じて紹介。特にブルターニュの章では、クレープや生ガキに関するトリビアが多数盛り込まれ、地方の魅力が鮮やかに描かれています。軽快な筆致ながらも深い内容で、パリのカフェが持つ多様性と進化の背景を知ることができる一冊です。挿入された写真も魅力的で、読み進める楽しさを一層引き立てています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

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東京や大阪の銭湯や豆腐屋には北陸出身者が多い。それに似た話題かと思って読み始めたが、それは途中まで。かなりディープな解説――19世紀と20世紀のフランス、地方とパリ、地域性と特産品、産業革命、鉄道と輸送、地縁と血縁、人の移動のダイナミズムなどなど――が展開する。 パリの有名なカフェ、ビストロ、ブラッスリーのオーナーたち、そして地方(オーヴェルニュ、ブルターニュ、アルザス)へ綿密な取材をかけている。コラムも充実。筆致は軽いが、内容は深い(そして味わい深い)。挿まれている写真もいい。 とくにブルターニュの章がおもしろい。話題の中心はこの地方からもたらされるクレープと生ガキ。クレープvs.ガレット、ブルトン語vs.フランス語、小麦粉vs.蕎麦粉、ワインvs.シードル、マガキvs.ヒラガキ、干潟の潮の干満差などトリビアも満載。 ブルターニュ、その県名フィニステール(Finistère)が意味するのは「地の果て」。パリから見れば辺境の土地だ。しかし、6500年ほど前にはメンヒルやドルメンなど巨石文化が栄え、その後ケルト文化の一大拠点となった。そして中世にはブリテン(イギリス)の一部を成し、近世には東インド会社の拠点もおかれた(その拠点の港町ロリアンはL’Orient(東洋)にちなむ)。ブルターニュは、みなが言うような果てや辺境などではなかったのだ。なんだか目から鱗が落ちた気分。

Posted by ブクログ

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