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カントの人間学 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1997/12/20 |
JAN | 9784061493834 |
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カントの人間学
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カントの人間学
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商品レビュー
3.5
22件のお客様レビュー
エゴイズム、親切、友…
エゴイズム、親切、友情、虚栄心等々の人間の「姿」はいかなるものかを、カントを手がかりに考察した書。やや浅いです。
文庫OFF
⚫︎著者の本は過去に読んだことがあり、たしかカルチャーセンターの哲学講座の受講料を巡るとんでもなく哲学的な言い争いの記載に衝撃を受けたから。 ⚫︎結果は大当たりで非常に面白い。大体、哲学の本は本当に読み難くてしんどいのだが、これはそれがない、ほんとにない。 ⚫︎カチッとした哲学者...
⚫︎著者の本は過去に読んだことがあり、たしかカルチャーセンターの哲学講座の受講料を巡るとんでもなく哲学的な言い争いの記載に衝撃を受けたから。 ⚫︎結果は大当たりで非常に面白い。大体、哲学の本は本当に読み難くてしんどいのだが、これはそれがない、ほんとにない。 ⚫︎カチッとした哲学者という印象だけだったカントがとっても身近に感じられた。 ⚫︎幼少期のどうしようもない貧しさや置かれた状況の複雑さが本人の思考に影響を与えているのはなるほどなと。 ⚫︎他人を本当に必要としない人もいるんだね。 ⚫︎時代が時代だけに最後の女性に関する記載はあちゃーって感じだけど…
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心も弱っている時に、意外と効く特効薬が、哲学関係の本だと思うのです。 1997/12/20第1刷発行なので、20年前の本ですが、そこから更に5年半遡る1992/6に刊行された『モラリストとしてのカント』をやや縮小し適宜改変したものとのことです。 この本は、『フロイト―そ...
心も弱っている時に、意外と効く特効薬が、哲学関係の本だと思うのです。 1997/12/20第1刷発行なので、20年前の本ですが、そこから更に5年半遡る1992/6に刊行された『モラリストとしてのカント』をやや縮小し適宜改変したものとのことです。 この本は、『フロイト―その思想と生涯 (ラッシェル・ベイカー)』がフロイトの思想そのものではなく、フロイトの生涯を描いたように、カントの生涯を刻むことによって、カントの主張を浮き彫りにしようとしているような気がします。 私は、この本を中島義道さんによるカントの肖像画だと思いました。もちろん、カント自身をモデルにして描かれたものではなく、残された様々な記録を紡いで織られたものです。 色彩には、後の哲学者が採掘した顔料も塗り重ねられ、事実を追求するというよりも、中島義道という哲学者の分析というか、解釈が深く刻みこまれています。 カントという良くも悪くも偉大な哲学者の存在を、一人の人間として親しみを込めて掘り下げることによって、市井の哲学者たちが、読書メーターという井戸に感想・レビューを持ち寄るためのテーマを提供してくれています。
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