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猫町

萩原朔太郎(著者), 金井田英津子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 パロル舎
発売年月日 1997/11/25
JAN 9784894191679

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商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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2022/02/24

福岡市総合図書館 統一テーマ展示『図書 館でねこ歩き』のメイン展示「猫好きの猫好きによる猫好きのための本」で紹介されていた一冊。 ずっと気になっていたのでこの機会に読んでみました。 萩原朔太郎……きっと面倒くさい人だっただろうなぁw なんというか……薬中の人が、三半規管の不具合の...

福岡市総合図書館 統一テーマ展示『図書 館でねこ歩き』のメイン展示「猫好きの猫好きによる猫好きのための本」で紹介されていた一冊。 ずっと気になっていたのでこの機会に読んでみました。 萩原朔太郎……きっと面倒くさい人だっただろうなぁw なんというか……薬中の人が、三半規管の不具合のせいだと言い訳しながら、自分が見た幻覚について語る物語でした(苦笑) 挿絵と装丁はとても素敵です。

Posted by ブクログ

2021/09/20

2014年5月8日 本の中に「幻燈」っていう言葉が出てくるのだけれど、私にとってこのお話しはまさしく「幻燈をみているような」かんじでした。

Posted by ブクログ

2021/01/15

蝿を叩きつぶしたところで蠅の「物そのもの」は死にはしない。単に蠅の現象をつぶしたばかりだ。最初のページにショウペンハウエルの言葉がある「私」は旅にロマンを感じなくなった。どこへ行っても同じような人間、同じような村や町、同じような暮らししか見られない。蝿をつぶしたところで同じような...

蝿を叩きつぶしたところで蠅の「物そのもの」は死にはしない。単に蠅の現象をつぶしたばかりだ。最初のページにショウペンハウエルの言葉がある「私」は旅にロマンを感じなくなった。どこへ行っても同じような人間、同じような村や町、同じような暮らししか見られない。蝿をつぶしたところで同じような蝿がまた飛んでくる、という詩人らしからぬ感傷から話が始まる。そして詩人の「私」は2つの経験談を語る。ひとつ目は家の近所でいつもの角を曲がったら見知らぬ街に迷い込んでしまったパラレルワールド的な話。もうひとつは、北陸のK温泉近くで迷い込んだふしぎな町を歩いていくといつの間にか猫、猫、猫だらけの街路に出て昏倒する。憑き村や猫の精霊が住む村を信じると言うが一方でモルヒネ中毒の詩人だとも白状する。朔太郎の厭世観と不安の根源は何だったのだろうか。金井田英津子の版画がとても良い。 

Posted by ブクログ

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