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バレエダンサー(下)
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バレエダンサー(下)

ルーマゴッデン(著者), 渡辺南都子(訳者)

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バレエダンサー(下)

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社/
発売年月日 1997/07/01
JAN 9784037443306

バレエダンサー(下)

¥1,595

商品レビュー

4.3

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2023/12/17

 バレエ学校の演目バレエ「くるみ割り人形」の主役クララ役に選ばれるかどうかで緊張していたルース・シェリン(主人公デューンの姉、クリスタルの同級生)が、夜中に泣きやめなくなったときのこと…寄宿舎の寮母、ミセス・グリスピーの言葉がとてもすてきなので紹介します。 p.214〜 「どんな...

 バレエ学校の演目バレエ「くるみ割り人形」の主役クララ役に選ばれるかどうかで緊張していたルース・シェリン(主人公デューンの姉、クリスタルの同級生)が、夜中に泣きやめなくなったときのこと…寄宿舎の寮母、ミセス・グリスピーの言葉がとてもすてきなので紹介します。 p.214〜 「どんなにあんたが考えても、感じても、今夜はどうすることもできないだろう。ルース、こんなに緊張して、心配してるのだったら、やることはひとつしかないよ。毎日、毎日、一時間、一時間を、がんばること。明日の授業や練習をきちんとやらなければならないんだから、こんなに、気分が悪くなるほど泣いていてはだめてましょう。あたたかい飲み物を作ってあげるからね。体の外からも中からもあったまったら、ベッドにはいってねむること。」ミセス・グリスピーは、やさしい笑顔でそういった。ミセス・グリスピーはルースが好きだった。「今夜できることはそれだけ」  デューンの姉クリスタルが自己の覚醒の場面の言葉も印象深いので紹介します。 p.261〜  クリスタルは自分に問いかけた。もしあたしが死んでしまっていたら、と思ってみると、ふしぎなことに、クリスタルは今ではルースのことが気にならなくなっていた。デューンが自分より才能があることも、ねたみをぬきにしてみとめていた。謙虚に、七人のダンサーの一人としておどれるのがうれしかった。  きっときょう、あたしのなかのどこかが、死んでしまったんだわ。クリスタルはつぶやいた。薬でではなくて、あたしの身に起きたことのせいで。きっと、どこかに新しいクリスタルが、新しい決意がうまれたから、どんなことがあろうとも、もどっていく気になったんだわ。  う〜ん、いいですね~。ライバルとの切磋琢磨、嫉妬、プライド、羨望…これぞ王道の成長物語!光と影が人生にはつきものだよなぁ…だからこそ、ルーマ・ゴッデンの書く物語には説得力があるんでしょうね。1997年出版。  夢や希望を持ち努力しても挫折しそうな、または挫折した経験のあるすべてのかたにおすすめします。

Posted by ブクログ

2023/10/31

上巻であったようなイラストはなかったように思うが、踊りの場面が多かった。クリスタルはクララの役は演じたものの、最後はみなと同じバレリーナになった。ディーンはスタンウェイのグランドピアノを手に入れてしかも女王と謁見するほどの若いバレーのプリマになったというハッピーエンドの話である。...

上巻であったようなイラストはなかったように思うが、踊りの場面が多かった。クリスタルはクララの役は演じたものの、最後はみなと同じバレリーナになった。ディーンはスタンウェイのグランドピアノを手に入れてしかも女王と謁見するほどの若いバレーのプリマになったというハッピーエンドの話である。現在のシンデレラ物語の男性版である。

Posted by ブクログ

2022/10/29

手塩にかけてもらえる姉と蔑ろにされる天才の弟が成長していく話。 上は弟がめげずに大好きなバレエの道を切り開いていくのが中心で、下は姉の弟への嫉妬による葛藤が中心でした。姉も”出来る”ので近しい弟に嫉妬してしまう気持ちもわかる気がします。。 最後は弟を認めて良きバレエダンサーになる...

手塩にかけてもらえる姉と蔑ろにされる天才の弟が成長していく話。 上は弟がめげずに大好きなバレエの道を切り開いていくのが中心で、下は姉の弟への嫉妬による葛藤が中心でした。姉も”出来る”ので近しい弟に嫉妬してしまう気持ちもわかる気がします。。 最後は弟を認めて良きバレエダンサーになる姉になってました。めでたし。

Posted by ブクログ

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