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人獣細工
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人獣細工

小林泰三(著者)

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人獣細工

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商品詳細

内容紹介 内容:人獣細工. 吸血狩り. 本
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1997/06/30
JAN 9784048730525

人獣細工

¥385

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2025/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『人獣細工』『吸血狩り』『本』の短編3作。 1冊通して自分にはそこまで刺さらなかった〜…と思いつつも読了。 ———————————————————————— 【人獣細工】 オチが意外と期待を上回ってこなかったな〜という印象。でも主人公がテセウスの船状態に陥るところは、確かに…と共感したし、「倫理観を無いものとして考えると」という発想に恐怖も感じた。 倫理観を無視しないと議論出来ないような人権が保証されない身体に、自分が知らず知らずのうちになっていくのは想像しただけで怖い。 【吸血狩り】 夏休み中田舎の祖父母の家で過ごした記憶を、主人公の僕が回想しながら語るというノスタルジーな舞台設定で、勝手に『ぼく夏』みたいなテンションで読んでいたら思わぬところで脇腹を刺されたような感覚。 子どもの視点から見る世界はこんなにもファンタジーに満ちていて、それと同時に無垢ゆえの思い込みの恐ろしさを再確認させられた。 【本】 タイトルからの偏見であまり期待せず読んだけど、意外にも3作の中では一番好きな世界観だった。 芸術を動的芸術 / 静的芸術 / 情報芸術に分け、「後世に残る価値」という軸で考えると情報芸術がもっとも優れている、という発想は、今まで自分では考えたことのない理論だったので新鮮で、自分の中の考え方の引き出しが一つ増えたように感じる。 「本の中の『本』という短編の中の架空の本の文章」という構造がメタ的で面白かったし、「(麗美子は)内容のあまりのつまらなさに、つい眠ってしまった」というような "つまらない文章" を意図的に作れる作者の力量にも感心した。 けど、最後もうちょっと解説のページが欲しい…!途中までは面白かったけど、ひっくり返ってから「えっ…?!」と置いていかれたまま終わってしまった感がある。 あと、服部平次どころじゃなくさらにその上を行くこれ見よがしなコテコテ関西弁が面白かった。 ———————————————————————— 全体として、読了後にひとりで余韻を味わうというより、誰かとああでもないこうでもないと議論したくなるタイプの短編集。

Posted by ブクログ

2025/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 1話目の「人獣細工」はホラーの要素プラス少女がかわいそう、という切なさの感情が別に出てきました。「人獣細工」を読んでたら、世間に臓器移植のことを訴えているような感じも受けました。  2話目の「吸血狩り」は少年がホラーの展開に挑戦するような感じを受けたので、面白かったです。  3話目の「本」は「間山伊達緒」という実在しない人物が自分の書いた本を通して周りの人間のマインドコントロールさせようとしていて、怖かったです。  でも、一番怖かったのは表題作の「人獣細工」ですね。衝撃を受けました。この本を読んで改めて人間の喜怒哀楽や欲望を追求する生物だということを思い知らされたような気がします。

Posted by ブクログ

2023/10/15

3作品あって、最後の「本」は読む気になれなくなったけど…「人獣細工」と「吸血狩り」は読んだ。最後がプチパニックになる終わり方…解説求む!!って感じだし、私はこう思ったけどあなたはどういうことだと思う!?って語り合いたい作品って初めて!!妄想が膨らんでしまう…

Posted by ブクログ