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沈黙のメッセージ ハヤカワ・ミステリ文庫
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沈黙のメッセージ ハヤカワ・ミステリ文庫

ハーラン・コーベン(著者), 中津悠(訳者)

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沈黙のメッセージ ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1997/05/15
JAN 9784151709517

沈黙のメッセージ

¥220

商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

探偵小説の傑作の第一…

探偵小説の傑作の第一作。主人公マイロンはスポーツエージェントとして日々、プロスポーツ選手のマネージメント業で生計をたてている。そんな中、偶然のつてで顧客となった、将来性有望のフットボール選手にふってわいたスキャンダル。顧客のため、事件の真相をたどるマイロンの冒険。

文庫OFF

2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ネットで見かけて。 ミステリーというか、ハードボイルドの一つのパターンとして、 主人公よりも強く凶暴で、 主人公とは絶対的な信頼関係で結ばれている相棒がいるというパターンがある。 スペンサーにとってのホークとか、 パトリックとアンジーにとってのブッパとか、 ジョー・ピケットにとってのネイトとか。 エルヴィス・コールにとってのジョー・パイクとか。 だが、元バスケットボールの選手で、元FBI、 現在はスポーツ・エージェント三年目のマイロンの相棒は、 簡単に言うとアメリカにおける貴族、 金髪で白人で先祖から受け継いだ財産を持つウィンと、 ちょっと毛並みが変わっている。 投資会社の社長、夜型人間で眠りは深く、 テコンドーもゴルフもプロ級で、素人女性には興味なし、 マイロンが目の前で蹴られていても状況が改善しないとあれば静観する。 だが、 子供にも薬を売る売人とあれば知りたいことを暴力で聞き出した後に、 さらに死なない程度に痛めつける凶暴性や、 マイロンとその秘書の命が危ないとなれば容赦なく相手を撃ち殺す、 という「相棒」であることは同じだ。 マイロンとその顧客を守るためにウィンが、 「偉大な」ゴルフコースにマフィアのボスをさらりと招待する場面は、秀逸。 そのボスが「クリスマスの朝を迎えた子供のように、表情を輝かせ」て、 全て暗記しているホールの詳細を語るのには笑えた。 秘書の元プロレスラー「リトル・ポコホンタス」、本名エスペランサや 元恋人で今回の事件で行方不明になっている女性の姉ジェシカといった、 他の登場人物のキャラクターも素晴らしい。 そうそう、事件の方は、 マイロンの顧客、プロ入り直前のアメフト選手のところへ、 行方不明の婚約者が裸で広告に出ている雑誌が送られてきたことから始まる。 彼女はどこにいるのか。 彼女とジェシカの父親が最近になって強盗に殺されたことと関係があるのか。 郡の検死官だった父親が。 ミステリーとしても面白かった。 残念だったのは、 主人公の名前「マイロン」がなぜそんなに嫌なのかが、 わからなかったこと。 変わった名前だからなのか?

Posted by ブクログ

2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本シリーズのスピンオフ作品、『WIN』が読みたくて。 これまたいつ辿り着けるのかわからないけど、本筋のシリーズ1作目から追います。 元FBI捜査官、現スポーツエージェントという異色のキャリアの主人公マイロン・ボライター。学生時代はバスケットボール選手として名を上げんばかりだったが、怪我によりその道が挫かれ、なんやかやで今に至る。 目下交渉中なのは、花形学生フットボールスター、クリチャンのプロ契約。 チームオーナー陣があの手この手で契約条件を引き下げにくるところを茶化した物言いで、鼻にもかけず一蹴。 いやいや、いくらなんでもそれじゃあまとまるものもまとまらないんじゃあと思うが、プロの契約交渉とはそういうものなのか、どちらもギリギリのところで見切りをつけず腹の探り合いが続く展開(マイロンのタフガイぶり、嫌いじゃないです)。 というスポーツものの中に紛れ込んでくる、過去の失踪事件。 クリスチャンのかつてのフィアンセ、キャシーは1年半程前に謎の失踪を遂げている。 プロ契約目前ということのときに、彼女のヌード写真が掲載されたポルノ雑誌が彼女の直筆のメッセージと共にクリスチャンの自宅に投函される。 これは吉報なのか、はたまた契約を前にしたスキャンダルの火種なのか!? キャシーの姉はマイロンの元恋人ジェシカということで他人事ではない。 その上、ジェシカの父アダムは最近強盗事件により他界している。 マイロンは、この偶然では済まされない過去の再燃に、いったいどういうことなのか友人のウィンと調査に乗り出す。。。 ウィンのクレイジーさがいい。 マイロンとウィンの関係はC・J・ボックス猟区管理官シリーズのジョーとネイトの関係に似ているが、マイロンはより自信家でおふざけ気味、ウィンは都会風に洗練されているが、それ故にその残虐性が不気味に煌めく。 シリーズが進むとFBI時代の話とかも出てくるのだろうか、楽しみ。 あれ、でも未訳の作品も多いな。 もしかして最後まで辿り着けないパターン!? とりあえず読めるところまで読んだら『WIN』に言ってみよう。

Posted by ブクログ

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